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m lk: I型コラーゲン線維
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'''筋膜'''(きんまく)とは、[[脊椎動物]]<!-- [[哺乳類]]? -->の[[筋肉]]や[[内臓]]を包む膜(例えば[[腎臓]]と[[副腎]]を包む[[ゲロタ筋膜]])の総称である。
 
筋膜は全身の組織を包み込んでいるだけでなく、組織間の結合も担う結合組織である。筋膜という単語一つでまとめるのは困難であり、解剖学的に詳細な名称付けが必要だが、専門家の間でも分類方法が定まっていないのが現状である。
 
主に機械的にきわめて強靭なI型[[コラーゲン]][[#種類と分布|I型コラーゲン線維]]からなる密性結合組織で[[膠原線維束]]が種々の方向に交繊するように走る。線維間には少数の[[線維]](芽)細胞が存在する。
 
筋肉を包む筋膜にシワができたり固まったりすると、[[凝り]]([[肩こり]]など)の症状を引き起こすことがある。古くから行われている[[鍼]]や[[按摩]]、[[指圧]]、[[マッサージ]]は、それらの筋膜を正常な状態にしていた可能性がある。筋膜の医学的研究は発展途上ではあるが、近年研究が進み、医学的に原因不明とされている疼痛の治療の研究が進む可能性がある。