「嶋中事件」の版間の差分

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中央公論社の論調から体制批判的な要素は退潮し、執筆陣もそれまでの主力だった革新系の論客に代わって、[[林房雄]]、[[永井陽之助]]、[[高坂正堯]]といった保守系(ないし非革新系)の論客が登場するようになった。
 
評論家の[[松浦総三]]はこの事件から[[三島由紀夫事件]]までの10年間は天皇制を批判する記事は激減したと述べる<ref>{{Harvnb|元木|2009|pp=85-86}}</ref>。事件後は、中央公論社のみならず、言論界全体が萎縮して、皇室に関する言動には神経をはらうようになったと指摘される<ref>{{Citation |和書|author-=[[井上亮 (ジャーナリスト)|井上亮]]| year=2013|title =「開かれた皇室」は何をもたらしたか |magazine=[[新潮45]]|issue =12月|publisher =[[新潮社]]|pages=53 |series=特集 「昭和」が消えてゆく ; 失われた価値観}}</ref>。
 
==その他==