「ヒドロキシルアミン」の版間の差分

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ラシヒ法 (Rashig Synthesis) では、まず[[亜硝酸アンモニウム]]水溶液を 0 {{℃}} において <ce>HSO4^- /SO2</ce> で還元し、ヒドロキシルアミド-''N'',''N''-ジスルフェートとする。これを[[加水分解]]して[[硫酸]]塩 (NH3OH)2SO4 を得る。
: *<ce>NH4NO2\ + 2 SO2\ + NH3\ + H2O ->\ </ce>
::<ce>[NH4]2[N(OH)(OSO2)2]</ce>
: *<ce>[NH4]^+\ 2[N(OH)(OSO2)2]^{2-}\ + H2O ->\ </ce>
::<ce>[NH4][NH(OH)(OSO2)]\ + [NH4][HSO4]</ce><!-- 式に矛盾有り -->
: *<ce>2[NH4]^+[NH(OH)(OSO2)]^-\ + 2H2O ->\ </ce>
::<ce>[NH3(OH)]2[SO4]\ + [NH4]2[SO4]</ce>
固体のヒドロキシルアミンはこの硫酸塩を液体アンモニアで処理することによって得られる。[[硫酸アンモニウム]]は液体アンモニアに不溶なのでろ別でき、アンモニアは減圧下に留去される。