「クリプトクリドゥス」の版間の差分

|画像 = [[ファイル:Cryptocleidus_BWCryptoclidus eurymerus Tubingen.jpgJPG|250px|クリプトクリドゥス]]

|画像キャプション = クリプトクリドゥス想像図

|亜綱目 = †[[双弓類|双弓亜綱首長竜目]] {{sname|en|Diapsid|DiapsidaPlesiosauria}}

|上亜目 = [[鰭竜類プレシオサウルス亜目]] {{sname||SauropterygiaPlesiosaur|Plesiosauroidea}}

|目科 = [[首長竜|首長竜目クリプトクリドゥス科]] {{sname||PlesiosauriaCryptoclididae}}

'''クリプトクリドゥス''' (''{{lang|laSnamei|Cryptoclidus}}'') は[[中生代]][[ジュラ紀]]中期に棲息していた[[首長竜]]の[[属 (分類学)|属]]の一種であるつ。首長竜目 - [[クリプトクリドゥス科]]に属する。[[学名|属名]]は「秘密の類似隠された鎖骨」の意<ref>{{cite web|title=Plesiosauria Translation and Pronunciation Guide|url=https://web.archive.org/web/20080918220040/http://www.dinosauria.com/dml/names/ples.html|accessdate=2017-05-09}}</ref>。

体長4 - 8メートル、体重8トン。頭骨は細長く、顎に約100本の長く多数の鋭い歯があった。この歯列は魚などを捕らえる際の罠として機能したと推定される{{Sfn|リチャードソン|2005|p=94}}。また、この歯で泥をこして餌を探していたとする説もある。首は長く、30個ほどの[[頸椎]]で構成される。前部の[[鰭]]脚は柔軟な構造で、後部のものは前部より長い。鰭脚を支える[[肢帯]]は発達していた。また[[尾]]は短く鰭は持たなかったとされる{{Sfn|リチャードソン|2005|pp=94-95}}。