「松谷卓」の版間の差分

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藤枝東高校在学中は音楽部([[吹奏楽]]部)に在籍し、[[クラリネット]]とピアノを演奏し、ポピュラー曲の[[吹奏楽編曲|吹奏楽アレンジ]]も担当した。2年生の時に、静岡音楽館AOIの主催するオーディション「静岡の名手たち」に合格し、翌年、静岡音楽館にてピアノリサイタルを行った。学内でも、学園祭の時に音楽室でピアノリサイタルを開催した。[[東京藝術大学]]を受験するが、失敗。
 
高校卒業後の1998年、エピックレコード(現・[[エピックレコードジャパン]])から『EPOCH 1 / PLATFORM』、続けて1999年には『EPOCH 2 / CRIMSON』をリリース。しかし、当時は余り話題になることはなく、2000年10月に[[テレビ朝日]]で放送された[[ザ・スクープ|スクープ21]]の番組テーマ曲として『EPOCH 1 / PLATFORM』から「Inscrutable Battle」が使われたくらいであった。それでも松谷はCMや舞台、テレビ番組などで使用する音楽の作曲活動を続けていた。
 
松谷の名前を有名にしたのは、2002年4月にスタートした[[朝日放送]]の建築[[ドキュメンタリー|ドキュメンタリー番組]][[大改造!!劇的ビフォーアフター]]<ref group="注釈">一旦2006年3月をもってレギュラー放送を終了させ、以後は年2~3回の単発番組として放送していたが、2009年4月26日から再びレギュラー放送を再開することになった。</ref>で彼の楽曲が使われたことであった。テーマ曲に「Inscrutable Battle」が、挿入曲として「TAKUMI/TAKUMI/匠」(これは新たに書き下ろしたもの)等が使用され、問い合わせが殺到した。これを受けて2003年8月、この番組で使用された楽曲を集めた4年振りのアルバム『ビフォー・アフター(Before After)』をリリース、ロング・セールスを記録するヒット作となった。また、翌2004年9月には第2弾とも言える2枚組アルバム『ビフォー・アフター・コンプリート』を発表した。この2枚組アルバムに関して松谷はピアノ雑誌のインタビューで、「まさか2枚組のアルバムを作れる程になるとは、自分自身が一番驚いている」とコメントしている。
 
また、2003年12月にリリースした『アンフォルメル(informel)』にボーナストラックで収録された「Stargazer」がテレビ朝日のニュース番組[[スーパーJチャンネル]]の17時台テーマ曲として2003年9月から2010年3月まで使われていた(2005年10月から18時台は『Montage(モンタージュ)』に収録されている「supernova」を使用していたが、CM前の[[アイキャッチ]]及び2009年7月までの週末版オープニングで聴くことができた)。
 
その後は引き続き作曲活動を続ける傍ら、全国各地で行われるコンサート「live image」へも参加している。[[2005年]][[11月20日]]にはテレビ朝日の[[題名のない音楽会|題名のない音楽会21]]にも出演した<ref group="注釈">以後も数回出演している。</ref>。[[2004年]]10月公開の映画『[[いま、会いにゆきます]]』では全ての音楽を担当しており、11月にオリジナルサウンドトラックも発売された。同じく担当した『[[県庁の星]]』のオリジナルサウンドトラックも[[2006年]][[2月22日]]に発売した。また、[[2007年]][[1月]]から放送したフジテレビ系アニメ[[のだめカンタービレ]]の挿入曲「のだめラプソディ」(第3回に初出。ストーリー上では[[千秋真一]]の作品とされている)も作曲した。
 
またテレビ朝日で放送されていた[[二人の食卓 〜ありがとうのレシピ〜]][[S THE STORIES|S -THE STORIES-]]の音楽も担当していた。
 
2008年8月に、[[東京都]][[産業労働局]]が制作した観光[[DVD]][[TOKYO COLORS]]<ref group="注釈">[[2008年]][[8月4日]]より、[[東京都]][[ホームページ]]にて配信が開始されている。また、[[日本航空]](MAGIC III)、[[全日本空輸]]の機内でも視聴が可能である。</ref>のオリジナル・BGMを担当した。
 
== 作品 ==
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| 1999年7月23日|| 2nd. Album 『EPOCH 2 / CRIMSON』|| エピックレコード || ESCB 1998
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| 2003年8月6日|| 『ビフォー・アフター(Before After)』<br>(朝日放送大改造!!劇的ビフォーアフターのベストCD)|| エピックレコード|| ESCL 2429
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| 2003年12月3日|| 3rd. Album 『アンフォルメル(informel)』|| エピックレコード|| ESCL 2475
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| 2004年9月23日|| 『ビフォー・アフター・コンプリート (Before After Complete)』&nbsp;<br>(朝日放送大改造!!劇的ビフォーアフターのベストCD)|| エピックレコード|| ESCL 2576・2577
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| 2004年11月17日|| [[東宝#映画|東宝映画]]「[[いま、会いにゆきます]]」オリジナル・サウンドトラック|| エピックレコード|| ESCL 2615
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※上記以外では、『[[image3]]』及び『[[live image best]]』に「TAKUMI/TAKUMI/匠」が、『[[image4]]』に「Srargazer」がそれぞれ収録されている([[image (アルバムのシリーズ)|imageシリーズ]]は[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージック]]・ジャパン・インターナショナルから発売)。
 
{| class="wikitable"
! 発売日 || 収録曲 || アルバム名 || 発売元
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| 2003年01月29日&nbsp;|| 『TAKUMI/「TAKUMI/<br>(朝日放送大改造!!劇的ビフォーアフター挿入曲)&nbsp;|| 『[[image3]]』&nbsp;|| [[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージック]]・ジャパン・インターナショナル
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| 2003年8月20日&nbsp;|| Toccatina』&nbsp;|| 『voyage』&nbsp;|| エピックレコード
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| 2003年11月19日&nbsp;|| Purelify-Love Our Planet|| 『Love Our Planet』&nbsp;|| エピックレコード
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| 2004年1月21日|| Stargazer』&nbsp;<br>(テレビ朝日スーパーJチャンネルテーマ曲)|| 『[[image4]]』|| Sony Records International
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| 2004年3月31日|| 『TAKUMI/「TAKUMI/』(live (live image Ver.)」&nbsp;|| 『live image best』|| Sony Records International
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| 2004年4月28日&nbsp;|| 瞳をとじて<br>([[世界の中心で、愛をさけぶ]]の主題歌)のピアノバージョン&nbsp;|| 「世界の中心で、愛をさけぶ」<br>オリジナル・サウンドトラック&イメージアルバム&nbsp;|| エピックレコード
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| 2004年9月1日&nbsp;|| 『TAKUMI/「TAKUMI/』(live (live image Ver.)」|| 『emu』|| エピックレコード
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| 2005年12月07日&nbsp;|| Piano Dance』『」「出会い&nbsp;|| 『10人のピアニスト2 Ivory』|| [[ロックチッパーレコード]]
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| 2006年2月1日&nbsp;|| 』&nbsp;<br>(東宝映画いま、会いにゆきますの組曲)|| 『[[image5]]』|| [[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージック]]・ジャパン・インターナショナル
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| 2006年9月27日&nbsp;|| 時を超えて<br>(東宝映画いま、会いにゆきます)<br>真実を求めて<br> (東宝映画県庁の星テーマ曲)|| 『emu2』|| エピックレコード
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| 2007年2月7日&nbsp;|| 真実を求めて&nbsp;』<br>(東宝映画県庁の星テーマ曲)|| 『[[image6]] six』||[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージック]]・ジャパン・インターナショナル
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| 2008年2月6日&nbsp;|| そのときは彼によろしく (Album Ver.)<br>&nbsp;(東宝映画そのときは彼によろしく)|| [[image7]] sept』|| [[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージック]]・ジャパン・インターナショナル
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