「小山城 (下野国)」の版間の差分

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県文化財について。
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'''小山城'''(おやまじょう)は[[栃木県]][[小山市]]城山町([[下野国]][[都賀郡]]小山)にあった[[日本の城]]。別名は'''祇園城'''(ぎおんじょう)。地元では主に祇園城と呼ばれている。城跡は、'''祇園城跡'''の名称で[[中久喜城]]跡、[[鷲城]]跡とともに'''小山氏城跡'''として、国の[[史跡]]に指定されている。
 
また、[[関東の富士見百景]]の一つに選ばれている。
 
== 歴史・沿革 ==
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[[小田原征伐]]ののち、[[1602年]]([[慶長]]12年)頃、[[本多正純]]が[[相模国]][[玉縄城|玉縄]]より入封したが、正純は[[1619年]]([[元和 (日本)|元和]]5年)に[[宇都宮城|宇都宮]]へ移封となり、小山城は廃城となった。
 
別名である祇園城は小山氏の守護神である祇園社(現[[須賀神社 (小山市)|須賀神社]])からとったものである。
 
== 現況 ==
小山城のあった場所は、現在、小山城址公園となっている。すぐ近くにある[[小山市役所]]の正面入り口前の[[駐車場]]に「[[関ヶ原の戦い#小山評定|小山評定]]跡」[[石碑]]と由来碑が設置されている。各曲輪はいずれも空堀によって隔てられており、土塁、空堀、馬出しなどの遺構が明瞭に残っている。
 
また、城跡内には実無しイチョウという古木があり、小山市の天然記念物、とちぎ名木100選に指定されている。
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ファイル:Oyam-jo.entrance.2.JPG|城山公園登城口