削除された内容 追加された内容
Jameslwoodward によってCommonsから削除された Masks6111.jpg を除去。理由: per c:Commons:Deletion requests/File:Masks6111.jpg.
29行目:
以下に、こうした演劇・芸能等に用いられるものではない[[仮装]]用マスクの実例などを述べる。
* いわゆるパーティーグッズとしての仮装用マスク(変装マスク)はゴム(軟質プラスチック)製で、動物や架空または実在の人物の顔を模して作られたものが多い。頭全体を覆う(頭からかぶる)タイプでは、目・鼻・口などの部分に穴が開いている。種類としては[[ウマ]]、[[狼男]]、[[フランケンシュタイン]]が人気があるという。また、[[政治]]や[[政治家]]を批判するPR活動のときに、その政治家の顔を模したマスクが用いられることがある。これらのマスクで著名なのは米国ドンポスト社や日本のオガワゴム製のものである。ドンポスト社では政治家や前述のフランケンシュタインなどの[[ユニバーサル映画]]のモンスターや[[スター・ウォーズ・シリーズ]]などのキャラクターマスクを商品化していた。また、これらは頭からかぶるため「かぶりもの」とも俗称される。言葉のニュアンスとしては仮面とも覆面とも言いがたく、仮装用マスクとしか言いようがない。ゴム製のものも多くラバーマスクとも呼ぶ。
* '''{{仮リンク|ドミノマスク|en|Domino''' / mask}}'''(いわゆる[[ミストレス|女王様]]マスク'''([[:en:Domino mask|Domino mask]]であと呼ばれる、目など顔の上半分のみを覆う[[アイマスク]]も仮装用として使われることがある。[[チョウ|蝶]]を模した形状のものはバタフライマスクと呼ばれる。これらは仮装とはいっても、現在では[[SM (性風俗)|SM]]などの特殊行為の際に用いられることが多い。こうした雰囲気が、パーティーグッズとして用いた際にも、微妙なおもしろさをかもし出す。もともとは[[ヴェネツィア]]が発祥といわれる[[仮面舞踏会]]の際に用いられるなどし、[[身分]]や素性を問わず男女が交遊できたという背徳的な雰囲気から上記特殊行為の際に用いられるようになったと推測される。こうしたマスクはヴェネツィアマスクとも呼ばれる。なお仮面舞踏会においては、こうしたアイマスク以外にも、顔全体を覆い隠すマスク(仮面)も用いられた。
* ジョークグッズのひとつとして、[[鼻]]の下に[[髭|ヒゲ]]をつけ、それをメガネと組み合わせたものも鼻マスクと呼ばれているが、[[医療]]用の鼻マスクとは異なる。ひげメガネ、鼻メガネともいうが、ヒゲ無しのものや[[眉毛]]だけ付いたものもある。また、本来「[[鼻メガネ]]」(鼻眼鏡)はツル無しメガネの総称である。
* [[江戸時代]]の日本において、[[大道芸]]や[[商品]]の[[宣伝]][[販売]]を行う際に「百眼(ひゃくまなこ)」と呼ばれるアイマスクが用いられたことがある。長方形の紙に眉毛などを描き、目の瞳部分のみをくりぬいたもので、その表情のおかしさから人気を呼び、のちに当時の先進的な演劇であった[[歌舞伎]]にも取り入れられた。また、[[博多仁和加]]<!-- 表記「博多仁和加」は福岡市指定民俗文化財としての名称 <http://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/cultural_properties/detail/135> より。<http://mainichi.jp/articles/20160401/ddp/012/040/021000c>, <http://www.ncbank.co.jp/chiiki_shakaikoken/furusato_rekishi/hakata/017/01.html> では「博多にわか」とする。<http://www.welcome-fukuoka.or.jp/about/90.html> では両表記を併用。-->では同様の「半面」を現在でも用いており、[[二◯加煎餅]]の意匠としても知られる。これも一種の仮装用のマスクである。