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== 作法 ==
正座をするためには、まず始めに床にひざまずき、臀部をかかとの上に載せ跪座(きざ)となり、次に足を伸ばして、臀部の下にかかとがくるようにする。手は控え目にひざの上かまたは腿の上におき、背中をまっすぐ伸ばす。伝統的に、男性はわずかにひざを開け、女性はひざを閉じて座る。いくつかの[[武道]]([[剣道]]と[[居合道]])においては、(急所を守るため)男性もひざを閉じて座る場合があり、また、ひざの距離は拳21つ分の幅とする場合もある。[[新体道]]では体を開き開発するためにできるだけ足を開いて座る開放体正座という方法がある。また、正座する際、足の親指はしびれを防ぐために時々重ねる場合がある。昔は足の親指を重ねる場合、男性が左の親指が上、女性は右という決まりがあったものの、現在に於いては特にそういった決まりは無い。ただし、居合道などの武道によっては、正座の状態から膝を立てる際に遅延が生じるといった理由で、親指は重ねないように指導をしている。
 
正座をするときの入り方とくずし方は、着ている[[着物]]によって流儀が異なり、それらは作法として体系化されている。
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あぐらをかいて座ることはくだけた座り方とされ、公式の場では不適当であるとされている。しかし年寄りなど正座が難しい場合は許容される場合が多い。
 
正座をすることは、いくつかの伝統的な日本の[[茶道]]、[[日本舞踊]]などの芸道や武道、神道では必須の作法である。洋式家屋の一般となった現代では必ずしも必要ではないが、日本人の伝統的な座り方として受け継がれているほか、[[葬儀神事]]・[[事]]等に参列する場合は正座をすることが常識とされている。
 
また、[[学校]](特に[[小学校]]・[[中学校]]・[[高等学校|高校]])においては、罰則として正座をさせることがある。