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一般的に、Ph.D.の授与を受けるには、所定の在学期間 (minimum residence) の後、所定科目の筆記試験および口頭試験に合格した者 (Ph.D. candidate) のみが3年から5年以内に博士[[学位請求論文]] ([[:en:dissertation|dissertation]]) を提出し、数人の研究者で構成される審査委員会の口頭試問 ([[:en:defence|defence]]) に合格する必要がある。
 
アメリカ合衆国では、Ph.D.の授与を受けるためには最低でも3年の在学期間が必要とされているが、[[理科系]]の場合、Ph.D.の取得には平均して7.5年かかるといわれる。入学者の半分は卒業せず辞めていくと言われている。なお、日本とは異なり、アメリカ合衆国では、[[心理学]]、[[文学]]、[[教育学]]などの[[文科系]]のPh.D.の方が、理科系のPh.D.よりも多い。
 
アメリカ合衆国では、かつての日本における「[[理学博士]]」(現在では「[[博士(理学)]]」)や「[[工学博士]]」(現在では「[[博士(工学)]]」)と同じく、専攻分野ごとに異なっている(たとえば教育学分野における博士は、一般的に [[:en:Ed.D.|Ed.D.]]〔[[教育学博士]]〕と呼ばれる)が、[[アメリカ合衆国教育省]] ([[:en:United States Department of Education|U.S. Department of Education]]) および[[全米科学財団]] ([[:en:National Science Foundation|National Science Foundation]]) は、これらの学位を特別に区別せずPh.D.と等価のものとみなしている。