「NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団」の版間の差分

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シュミット=イッセルシュテットの退任後、1972年から[[モーシェ・アツモン]]が第2代首席指揮者をつとめ、1979年には、[[ドイツ民主共和国|東ドイツ]]から亡命したばかりの[[クラウス・テンシュテット]]が第3代首席指揮者に就く。しかし、テンシュテットは楽団との関係がうまくいかず、1981年の演奏旅行中に辞任してしまう。後継には[[ケルン]]市の音楽総監督をつとめた[[ギュンター・ヴァント]]を第4代首席指揮者(1982年 - 1991年)として迎える。
 
ヴァントはオーソドックスな演奏で評判を呼び、楽団員からの信頼も厚く、首席指揮者退任後の1991年以降でも名誉指揮者として、2002年2月14日に没するまでこの楽団に客演した。ヴァントのあとは、[[ジョン・エリオット・ガーディナー]](1991年 - 1994年)、[[ヘルベルト・ブロムシュテット]](1995年 - 1997年)、[[クリストフ・エッシェンバッハ]](1998年 - 2004年)、[[クリストフ・フォン・ドホナーニ]](2004年 - 2011年)が首席指揮者をつとめた。2011年からは[[トーマス・ヘンゲルブロック]]が首席指揮者で[[アラン・ギルバート]]が首席客演指揮者。2015年からは[[クシシュトフ・ウルバンスキ]]が首席客演指揮者に就任した。ドイツの一流オーケストラとしては、比較的ドイツ人指揮者を迎える比率が高い
 
2012年に新しく建設される[[エルプフィルハーモニー・ハンブルク]]へ本拠地を移転する予定であったが、ホールの建設が遅れており、2012年8月の段階で一番早くて[[2015年]]の完成になると報じられていた<ref>[http://www.ndr.de/regional/hamburg/elbphilharmonie717.html Elbphilharmonie wird frühestens 2015 fertig]([[2012年]][[8月22日]] [[北ドイツ放送]])</ref>。