「デモンターブル」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
10行目:
 
===分割機能の種類===
ルネ・エルスの設計ではトップチューブの接合部に径の異なるパイプを重ねて<ref>http://www.reneherse.com/images/DSC_001234.JPG</ref>、ダウンチューブの接合部にはスリーブを重ねて、クィックリリースで固定<ref>http://www.reneherse.com/images/DSC_000116.JPG</ref>。スリーブを介して分割したフレームをつないでおり、彼が設計した時代からクロモリフレームを前提とした設計となる。接合部の位置がずれるのを防ぐためにフレームのパイプにつながる接合部の中心には凹凸があり、またか重ねて使用するうちに通常の塗装では接合部の塗装が剥がれてしまうために接合部にはメッキ処理をされている事が多い<ref>http://www.reneherse.com/images/DSC_000116.JPG</ref>。分割しやすいように古典的なデモンターブルはダウンチューブレバーをシートチューブ上に配してある<ref>http://www.reneherse.com/images/DSC_001234.JPG</ref>。現在ではルネ・エルスの工房も無くなり、技術的には分割機構の製作が可能であってもノウハウも継承されにくくなりつつあるが、日本ではオーダーメイドで作る事ができ、また後述のように一部マスプロ車種として生産もされている。
 
最近の工法では[[S&S Machine]]社のBTC[[カップリング]]などを溶接ないしロウ付けして装着する方法が増えている。この工法ではクロモリだけでなくチタン、一部の工房ではカーボンでも製作は可能<ref>http://www.sandsmachine.com/bp_calfe.htm</ref>となっているが、分割、組み立てには専用レンチを必要とする。基本フレームビルダーによるオーダーメイドか加工依頼をする必要があるが、後述のように一部マスプロ車種として生産もされている。