「居合術」の版間の差分

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==居合道との相違点==
本来、[[居合術]]と[[居合道]]は同意義の語として創られたものであったが、[[全日本剣道連盟居合|制定居合]]が昭和31年([[1956]])に制定されて以降、[[全日本剣道連盟居合|制定居合]]の型を演武し技の正確さで勝敗を決定する[[武道|現代武道]]の語として定義された。
 
しかしながら現在、[[全日本剣道連盟居合|制定居合]]を学びながら同時に古流(居合術)を学ぶ者や、古流であっても昇段審査を取り入れている流派もあるなど、未だに[[居合術]]と[[居合道]]の境界は曖昧である。そのため古流流派でも単に正確さだけを重視した、本来の[[居合術]]から離れている流派も少なからず存在する。
 
[[居合術]]とは、眼前に居る敵を、自分は刀を鞘に納めた状態で、如何に必殺できるかを鍛錬する術であり、技の正確性を競うものではないのである(但し修行の過程で、流祖の技を正しく行じ、流儀や刀法を学ぶ事は、非常に重要なことも確かである)。つまり個性が出ることは必然であり、日本古来の[[芸道]]で集団教授よりも個人教授を重視していた所以でもある。
 
日本の[[芸道]]には、'''守・破・離(真・行・草)'''という段階がある。これは'''破・離'''が在るからこそ、'''守'''が在るのである。