「シャコ目」の版間の差分

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== 生態 ==
ほとんどは海産で一部に汽水性のものがある。寒帯から熱帯まで世界中に広く分布し、特に熱帯から亜熱帯の浅海域に種が多い。サンゴや岩の陰に潜んだり、海底の砂や泥に坑道を掘って生活する。活発シャコ目のうちシャコ(Oratosquilla oratoria)行動をする肉食者で、魚類どは泥砂泥甲殻類、ゴカイ等海底に大小1対多毛類、貝類等開口部強大な捕脚で攻撃持つU字型の断面の巣穴を作って生活して捕食す<ref name="hro">[https://www.hro.or.jp/list/fisheries/marine/att/o7u1kr00000009up.pdf 87.シャコ] 北海道立総合研究機構、2017年5月30日閲覧</ref>。一方、アメリカ捕脚ロードアイランド州分布す攻撃ホンシャコ属の仲間に打撃寒さ伴う強力避けるため垂直巣穴を掘るものもあり天敵から巣穴防御や威嚇に用い長さが4mを超えほか、種によっては打撃に特化しカニ甲羅や貝殻を叩き割って捕食すもあ<ref name="hro" />
 
活発な行動をする肉食者で、魚類や他の甲殻類、ゴカイ等の多毛類、貝類等を強大な捕脚で攻撃して捕食する。この捕脚による攻撃は打撃を伴う強力なもので、天敵からの防御や威嚇に用いるほか、種によっては打撃に特化しカニの甲羅や貝殻を叩き割って捕食する。
 
== 分類上の特徴 ==
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=== 日本産種 ===
[[Image:Odontodactylus scyllarus1.jpg|180px|right|thumb|モンハナシャコ]]
 
{{国際化|日本|section=1|date=2013年5月}}
 
日本に分布する種を浜野(2005)に従って記した。
 
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== 参考文献 ==
{{参照方法|date=2013年5月|section=1}}
* Ahyong, S.T. "Revision of the Australian Stomatopod Crustacea." ''The Records of the Australian Museum'' (Supplement) 26 : 1-326. 2001.
* Ahyong, S.T. & Harling, C. "The phylogeny of the stomatopod Crustacea." ''Australian Journal of Zoology.'' '''48''' : 607-642. 2000.