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'''イザベル・オブ・グロスター'''（Isabel of Gloucester,
1189年8月29日に王弟ジョンと結婚した。ジョンがイングランド王となったのは1199年であるが、その前後に[[婚姻の無効]]を[[ローマ教皇]][[ボニファティウス8世 (ローマ教皇)|ボニファティウス8世]]に認められて離婚した（共にヘンリー1世の血を引く又いとこであったことが理由とされた）。イザベルは王妃とは認められず、グロスター伯位も召し上げられた。
召し上げられたグロスター伯位と伯爵領は彼女の姉マーベルの息子の[[エヴルー]]伯[[En:Amaury IV of Évreux|アマウリー]]<ref>彼はジョン欠地王に従っていたためフィリップ2世の攻撃を受けてフランス側の本領エヴリーを失っており、それに対する補償としてグロスター領を与えられた。</ref>に受け継がれたが、1213年に彼が死ぬとイザベルは再びグロスター伯に封じられた。その後1214年に2代エセックス伯[[En:Geoffrey FitzGeoffrey de Mandeville, 2nd Earl of Essex|ジェフリー・フィッツジェフリー・ド・マンデヴィル]]と再婚したため彼もグロスター伯を名乗った。
1216年にジェフリーが死に、イザベルは再び未亡人となる。1217年に[[En:Hubert de Burgh, 1st Earl of Kent|ヒューバート・ド・バラ]]（後のケント伯）と結婚するが、結婚した1か月後に死んだ。彼女の死後、グロスター伯位は妹アミシー（ハートフォード伯爵夫人）の息子[[En:Gilbert de Clare, 5th Earl of Gloucester|ギルバート・ド・クレア]]に引き継がれた。
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