「ウェンディケラトプス」の版間の差分

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===骨格===
[[File:Wendiceratops rostral and nasal bones.PNG|thumb|left|Rostral and nasal bones]]
[[上顎骨]]には歯が収まる構造が26カ所ある。それぞれに何本かの歯群が積み重なる。上眼窩角は見つかっていないが、前頭骨の構造はそれが存在したものと示唆する。鼻骨は垂直の鼻角をもつ。この鼻角は標本の状態が悪いので正確な長さはわからないが、115mmほどと考えられ、基底部の長さは9cmである。<ref name="Evans & Ryan 2015"/>
[[File:Parietal of Wendiceratops.PNG|thumb|後頭骨]]
ウェンディケラトプスの頭骨は幅広い。フリルの前側は三角形の鱗状骨で形成され、縁には4つの縁鱗状骨(皮骨)が付属する。縁鱗状骨は左右非対称な三角形であり、上方向にカールしている点で個性的である。最も中央に近く横方向に伸びる四つ目の縁鱗状骨は内側に向かい、付随する三つの瘤によって装飾されている。それぞれの後頭骨に5つの縁後頭骨がある。より前側に位置する第5と第4は、縁鱗状骨に似ているが、より後ろに広く、厚く、長く発達し、上と前方向にカーブする。第1縁後頭骨は舌のような形状で、フリルのかなりの部分を覆い、わずかに後ろ向きにカーブする。