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;塩性化
:土壌中におけあいうる[[塩]]類濃度が上昇し、植物が育成できなくなること。
:塩類を含む水が土壌から外部へ流出する量よりも蒸散量のほうが多い場合に塩類の地表への上昇によって発生する。塩類に富む客水で灌漑でもたらされる場合と、もともとの塩類土壌が表面から水だけが蒸散することにより深部から上ってくる場合とがあるが、いずれも土壌表層に塩類が滞留([[塩類集積]])してしまう。
:塩類集積が進行した地面はコンクリートに近い性質を持つため農作業にも困難をきたす。そのためしばしば耕作や放牧、土地利用そのものが放棄されることがある。[[アラル海]]周辺など中央アジアのステップ開発地帯のいくつかで見られる。