「アカデミー・フランセーズ」の版間の差分

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当初の役割は[[フランス語]]を規則的で誰にでも理解可能な言語に純化し、統一することであり、その目的を達成するために辞書と文法書の編纂を重要な任務としていた。このアカデミー・フランセーズによる辞書([[アカデミー・フランセーズ辞典|アカデミー辞書]])は[[1694年]]に初版が出版された後、8回([[1718年]]、[[1740年]]、[[1762年]]、[[1798年]]、[[1835年]]、[[1878年]]、[[1932年]]-[[1935年]]、[[1992年]])の改版を重ね、現在に至っている。また、辞書の編纂以外にも勧告を発することなどを通じてその任務を遂行している。
 
現代では、アカデミーの役割自体については、必要な変化には柔軟に対処しながら、フランス語の質を維持するというように若干の変化が見られるものの、依然として辞書の編纂は重要な任務のひとつである。また、こうしたフランス語に関する役割以外にも新たな第2の役割が追加された。それは[[メセナ]](学問芸術振興)であり、年間およそ60もの文学賞の授与から、美術界、学術界、文芸界、慈善事業団体、寡婦や障害者世帯に対する金銭的援助、そして奨学金の提供に至るまで様々な形で行われている。

2008年には、現フランス学士院総裁ガブリエル・ド・ブロイ([[:fr:Gabriel_de_Broglie|Gabriel de Broglie]], Chancelier de l'Institut de France)によって、フランス学士院として初の美術展覧会 La(La section GRAVURE de l'Academie des Beaux-Arts Expose et recoit ses invitesがEspace Pierre CARDINでCARDIN)が、[[ヨハネス・グーテンベルク|グーテンベルク]]以来変容し続ける印刷術、書誌学をテーマに開催されている。
 
==構成==