「アクマイザー3」の版間の差分

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冒頭解説文中の1970年代後半の時期に一般的ではない語を別の語に置き換え、目に付いた範囲でエッセイ寄りの文体の記述を微調整、一部の記述に前後の文脈からの判断で補語を付す。
前回の自分の編集でのタイプミスを訂正、二重表現の文を1か所修正ほか一部記述を微調整。
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: 口調は古風で、一人称は「拙者」だが、まれに「俺」ということもある。戦闘に勝利した時の決め台詞「どんなもんじゃい!」が印象的。古風でクールかつ戦いを楽しむ好戦的な性格の持ち主。アクマ族に協力した子供に対して冷酷な処罰も辞さなかったが(第8話)、子供には優しい。
: 軽快な身のこなしとスピードを活かした、'''イラード'''によるアクロバティックな剣術を得意とする。銃の使い手でもあり、'''ジョーガン'''の腕前はザビタンも一目置いているほど。
: たとえ反射による鏡像であっても自分の姿が二つ存在することが信じられず{{efn|DVDのブックレットでは自分の姿にコンプレックスを抱いているとある。}}、鏡や水面といった鏡面の前では動けなくなるのが弱点。また、古風な性格ゆえに上下関係を重んじ、悪と知りつつも師匠であるオオカミーダには逆らうことができなかった(第23話)。
: [[#ダイヤンガー|ダイヤンガー(本名ダイアナ)]]という恋人がいる。
: 戦闘時や怒っている時には目が吊り上がり、硬直した際には垂れ下がる。首に赤いマフラーを巻いているが、登場初期とOPでは巻いていない。
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: 音の特性を持つアクマ族で、ダウンワールド時代からのザビタンの親友。
: 専用のジャンケルと角型の専用銃が武器で、銃にはサイレンの音色に聞いた者を消し去る効果を与える装置を起動させるプロペラが仕込まれており、それを使用した「サイレーン作戦」を指揮する。
: ザビタンに地上人(人間)の素晴らしさを説き、アクマ族の地上侵攻を非難していたが、メザロードにより隊長に任命されアクマイザー3と泣く泣く闘うことになるが、最終的にザビタンに味方したために裏切り行為と見なされメザロードに処刑される。サイレーンの墓前にザビタンは形見のジャンケルを供えた。
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; <span id="マジョルカ">マジョルカ
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; <span id="ダイヤンガー">ダイヤンガー
: ダイヤと[[昆虫]]の特性を持つアクマ族で、本名は'''ダイアナ'''。ダウンワールドではイビルとは婚約していた恋人同士で、ガブラとも面識がある。
: 専用のジャンケルが武器で、得意技は羽根を取り外して爆弾として投げつける「ダイヤンガーウイング」。イビルによれば本来は美しい自然を愛し争いを好まない性格で(劇中では『天使みたいな人』と称された)、イビルとの再会を決意した際にはそのことを恥ずかしげに期待する乙女のような一面を持つが、メザロードの策略で隊長としてアクマイザー3とすることになる。必死のザビタンとガブラの説得によりイビルと再会することを決心した。しかし束の間の再会後にメザロードに殺される。
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; <span id="ユキオンナ">ユキオンナ
: ダウンワールドではガブラの幼馴染で愛称は「ユキちゃん」。過去にガブラを騙したり小遣いをせびり取っていた。[[雪女]]の特性を持つアクマ族で、体温はマイナス100°c。[[雪だるま]]に変化して頭部と胴体を分離し、転がって移動したり、敵に体当たりする。腰に付いた銃で相手を凍らせ、雪だるまに閉じ込める。氷工場を乗っ取り、東京中のガス管に冷気を送り込んで東京を凍てつかせる「東京冷凍作戦」を指揮する。アクマイザー3の旧友たちの中でユキオンナだけは最後まで隊長としての任務を貫き、ガブラの説得に応じることはなかった。ユキオンナの死後にガブラは嗚咽しながら号泣した。
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; <span id="オオカミーダ">オオカミーダ
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; ノッペラー
: 地上を水没させる日本沈没作戦のため、ある村の水脈とダウンワールドの水脈とをつなげたが、善悪の区別がつかない性格のため村の水不足を補うためにその方法を本気で探した結果、メザロードの叱責を受けた。
: 頭の回転が悪く、混乱すると暴れたくなる性質。息子のノッペラーJr.に対しては度を越した[[子煩悩|親馬鹿]]ではあるが、訪れた村人に対して悪事を働いてかないないため本質的に悪人ではない。
: また、ノリと勢いで行動する性格であり、ザビタンが化けたメザロードの指示を勘違いして自分から水脈を塞ぐ。そのためザビタンから礼を言われ、その光景を見たノッペラーJr.からは「(自分が勝てなかった存在である)ザビタンに頭を下げさせた」と解釈される結果となった。
: かつてダルニアにラブレターを渡したことがあるためダルニアに弱い。またメザロードとは同じ小学校出身で、メザロードから「定年までヒラの隊長止まりだ!」と罵られたり出世の差を気にしたりしている。最後に別の水脈を掘り当てて村の水不足を救い、村人たちの感謝を受けつつ息子と共にダウンワールドへ帰還した。
:また物語終盤では「Jr.は強い子(だから自分がいなくなっても大丈夫)だ」と言い残し、命懸けの戦いに赴く。
: 鋭い爪のある人間の手の形をした頭部に一つ目という外見容姿で、Jr.はそれを縮小したような容姿である。
; ノッペラーJr.
: ノッペラーの息子。父に溺愛され、父が支配した村でやりたい放題にあった。しかしダウンワールドに帰る際、自分の力で仲間を見つけると言い、終盤、父ノッペラーは「Jr.は強い子(だから自分がいなくなっても大丈夫)だ」と命懸けの戦いに出向いた話す
: ノッペラーJr.のみジャンケルを装備していない。
; ナメナメーダ
: 舐めた相手を馬鹿に変える「日本お馬鹿ちゃん作戦」を展開していたが、ダルニアに一目惚れして改心する。嫉妬心からザビタンの命を狙うも、メザロードに処刑されるところを助けられ、ダウンワールドに戻りでのアクマイザー3味方賛同者を増やすことを誓って帰っていった。
: 気は弱いがザビタンを「悪魔力・舌縛り」で敗北寸前に追い込み、一平にも「あんな顔だが、恐ろしい奴だ」と言わしめた。ほかにも、銃や「悪魔力・二枚舌」を使う。
: [[鬼]]や[[雷神]]を彷彿させる一本角であり、胸部にも口があるのが特徴。
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; {{読み仮名|島 一平|しま いっぺい}}
: 東都タイムズの記者で、アクマイザー3の理解者の一人。
: アグマー程度なら倒すだけの実力はあるものの、少々ドジな所があり「俺って未熟だなぁ」とよく呟くが、記者としてアクマイザー3の仲間としてその勇敢さは時にアクマ族に目をつけられることもある。結構清潔で短髪にもかかわらず毎日洗髪している(第33話本人談)。南雲ザビタンというの変身であることに最後まで気が付かなかった。
: 演じた千葉治郎は、自ら志願して三枚目を演じたと述べている<ref>{{Cite book|和書|title=創刊15周年記念 [[テレビマガジン]]特別編集 [[仮面ライダー]]怪人大全集|date=1986-10-10|publisher=[[講談社]]|page=216|chapter=「仮面ライダーSTAFF CAST SPONSORインタビュー CAST編」|isbn=4-06-178402-1}}</ref>。
:
; {{読み仮名|渚 ジュン|なぎさ ジュン}}
: 東都タイムズの女性カメラマン。アクマ族人間狩りで捕まりそうになを行ったところを際にザビタンに助けられて以降ザビタンの理解者となり、さらに第10話ではマジョルカの件でダルニアと心を通じ親友となった。第28話以降は登場していない。
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; {{読み仮名|島 光彦|しま みつひこ}}
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:
; {{読み仮名|有沢 美子|ありさわ よしこ}}
: 第5話から登場する銀座の科学研究所に務める女科学者。アクマ族の陰謀を知り、以降はザビタンたちを科学面で支えることになるが、第12話を最後に登場していない。
 
=== その他の人間 ===
; {{読み仮名|秋田 源作|あきた げんさく}}
: 東都タイムズの編集長。「どうして?」を連発する光彦には手を焼いている。
: アクマ族超能力も信じない俗人で、一平やジュンの報告をことごとく無視しているが、よく災難に遭う。部下では唯一、南雲(=ザビタン)だけを頼りにしている。
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; {{読み仮名|白鷺 千代|しらさぎ ちよ}}
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: ザラード、イラード、ガラードの三本のジャンケルをクロスさせ、「唸れジャンケル! 我らアクマイザー3!! 」と名乗りを上げる。これを行うことで、各々の力を3倍に上げることができる。
; 魔法陣アタック
: 最も多用されたメインの必殺技。「アームクロス!」の掛け声でイビルとガブラが腕を組んで足場を形成し、それを利用してザビタンが「ホップ!ステップ!ジャンプ!」を掛け声に三段跳びで敵に飛び込みザラードで攻撃する。当初は剣先を敵に突き刺していたが、後に柄(護拳)で殴りつけるよう方法なった変わる
: 変則技も多くあり、ザラードを使わず敵の首を股の間に挟み、回転して投げ飛ばすことも多い。
:; 魔法陣ドリルアタック
:: 魔法陣アタックの変則技の1つで、ザビタンがドリルのように回転しながら攻撃する。ゴルゴン戦で使用し、弱点である右手の蛇を攻撃して倒した。
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:: 魔法陣アタックの変則技の1つ。ガマーダを倒した。
; スリーキック
: 単一目標に向かって、3人のキックを叩き込む必殺技。一旦はメザロードを倒したが、メザロードの持つ再生能力によって復活される。
; ニューライトアタック
: メザロードを倒すために、平和党四人衆から伝授された魔法陣アタックの強化版。使用すると極限まで体力を消耗させる。
: 跳び上がったイビルとガブラが横並びになって腕を組んで足場を形成し、それを利用してザビタンが敵に飛び込みザラードで敵を殴りつける。メザロードを岩に封じ込め封印行動不能にしたが、不滅の盾を持つゲベルには弾き返される。
; アクマイザーアタック
: 最終話で特訓の末に身につけた、捨て身の最終必殺技。フォーメーションを組んで[[六芒星]]を描き、3人揃って特攻をかける。使用すれば、その成就に関係なく自らを死に至らしめる。不滅の楯を破りゲベルを倒したが、代償として彼らアクマイザー3も爆死した。
 
=== メカニック ===
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{{前後番組|
放送局=[[テレビ朝日|NET]]系|
放送枠=火曜19時台前半枠<br />【番組より特撮番組枠】|
前番組=[[カリメロ]]<br />(第1作)|
次番組=[[超神ビビューン]]}}