「ワンマン運転」の版間の差分

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鉄道において、鉄道の有人駅や遠隔監視・巡回による自動改札化区間では、すべてのドアが乗降に利用できる場合が多い。これを自由乗降方式と呼ぶ([[四国旅客鉄道|JR四国]]のように、有人駅でも後乗り前降りを採用する場合もある)。ただし、路線バスにおいて「自由乗降」という言葉は「停留所以外でも乗降できる方式」を指す。こちらについては[[フリー乗降制]]を参照。
 
例えば[[広島電鉄]]の場合、有人の[[広島駅#広島電鉄|広島駅]]と[[広電西広島駅|広電西広島(己斐)駅]](いずれも早朝・深夜等の閑散時間帯を除く)及び[[広電宮島口駅]]での降車は改札員への後払い方式で行われている。また[[伊予鉄道]]の[[伊予鉄道#軌道|軌道線]]でもラッシュ時は一部の停留所に係員が配置され、すべての扉から降車ができる。しかし、ICカード対応機器の都合で、後扉から降車できるのは現金と定期券、1日乗車券(紙券)の旅客に限られ、ICカード利用客は前扉からしか下車できない。そのため、車内で旅客の動線が交錯してしまい、逆効果となっている面もある
 
JRでは、ラッシュ時など乗降時間が延びて遅延を引き起こす可能性がある場合、ワンマン運転を行う路線でも指令所の判断により無人駅ですべてのドアを開くこともある。JR九州では2006年3月18日の改正で、一部の区間を除いてワンマン運転時に無人駅でもすべてのドアを開くようになった。
 
また、[[近畿日本鉄道|近鉄]]の一部路線や[[養老鉄道]]などでは、設備費の削減や効率的な運行を実施するために無人駅でもすべてのドアが開く、いわゆる[[信用乗車方式]]を取り入れている。不正乗車の温床になりやすいため、抜き打ち検札を実施するなどして対応している。
 
=== 前乗り前降り ===