「デ・ロイテル (軽巡洋艦・初代)」の版間の差分

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== 艦形について ==
[[Image:De Ruyter 57 Dutchvessle.jpg|left|thumb|200px|艦首から撮影されたデ・ロイテル。特徴的な艦橋形状が判る写真。]]
 
デ・ロイテルの船体は長船首楼型[[船体]]で排水量に比して乾舷の高い船体は良好な凌波性を持っていた。船体デザインは設計にクルップ・ゲルマニア社が携わっているために、同世代の[[ドイツ]]海軍の[[ドイッチュラント級装甲艦]]に似ており、特に艦橋構造の両脇に[[船橋 (船)|船橋]]を持つ艦橋デザインは「[[アドミラル・グラーフ・シュペー (装甲艦)|アドミラル・グラーフ・シュペー]]」に類似性が見られる近代的なフォルムを持っている。また、装甲板を船体の構造材の一部として設計し、材料には溶接に適した鋼材や軽合金が使用された。
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垂直に切り立ったクリッパー型艦首には[[錨]]が左舷に2つ・右舷に1つが配置され、使用しない時は[[フランス海軍]]の「[[クールベ級戦艦]]」の様に艦首に錨が埋め込まれる巧妙な細工となっていた。艦首甲板上に「ボフォース 1938年型 15cm(50口径)速射砲」を収めた箱型の連装式[[砲塔|主砲塔]]が1基、その背後から上部構造物が始まり、その上に防楯の付いた15cm速射砲を単装砲架で1基が配置されて背負い式配置となっていた。
 
[[ImageFile:DeProeven Ruytermet 57het Dutchvesslecatapultvliegtuig aan boord van De Ruyter-518306.jpgogv|left|thumb|200px|首から撮影されでの水上機を示しデ・ロイテル映像特徴的な艦橋形状水上機施設よく判る写真。]]
 
 
[[艦橋|塔型艦橋]]は基部に船体幅一杯までの[[船橋 (船)|船橋]](ブリッジ)を持つ前後に細長い形状で、艦橋の構成は丸窓が並ぶ操舵艦橋・戦闘艦橋・見張り所の上には6m[[レンジファインダー|測距儀]]塔の順である。艦橋には探照灯台が艦橋側面に片舷1基ずつ、前部に1基の計3基配置されていた。
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*[http://www.uboat.net/allies/warships/ship/2866.html HNMS De Ruyter]「デ・ロイテル」の説明があるページ。
 
{{commons|Category:Hr.Ms. De Ruyter (ship, 19351936)}}
 
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