「安息日」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
26行目:
=== キリスト教 ===
旧約聖書によると安息日は土曜日であったが、[[キリスト教]]における重要な事項である「[[イエス・キリスト]]の[[復活 (キリスト教)|復活]]<ref>[[新約聖書]]『[[マタイによる福音書]]』28章1節 - 6節、他</ref>」「復活したキリストが弟子たちに現れた日<ref>新約聖書『[[ヨハネによる福音書]]』20章19節、他</ref>」「聖霊降臨([[ペンテコステ]])<ref>新約聖書『[[使徒言行録]]』2章1節 - 42節</ref>」が起こった日は、すべて「週の初めの日」すなわち[[日曜日]]である。このため、キリストの復活を記念して、復活の日である日曜日を「'''[[主日]]'''」と呼び、礼拝を行うようになった。
 
その後[[ローマ帝国]]において[[321年]]3月7日、[[ローマ皇帝]][[コンスタンティヌス1世]]が日曜休業令を発布して安息日を取消し、日曜日を礼拝日とした<ref>Aye, Joseph Cullen(1913). A Source Book for Ancient Church History. 2.1.1.59g. New York City:Charles Scribner's Sons.pp.284-5</ref>。{{独自研究範囲|{{要出典範囲|キリスト教会では当初は安息日(土曜日)に集まって礼拝を行っていたが、のちにローマの神や土地の神との結びつき(印欧化・混交)、ユダヤ教からの乖離政策であるといわれる。|date=2016年12月}}。|date=2016年12月}}
 
46 ⟶ 47行目:
{{節stub}}
 
== 各国語の名称の起源と比較 ==
かっこ内は[[土曜日]]の名称。
{| class="wikitable"
61 ⟶ 62行目:
|[[ラテン語]]||'''sabbatum''', (Dies Saturni)
|-
|[[イタリア語]]||('''Sabatosabato''', ''サーバト'')
|-
|[[フランス語]]||'''Sabbatsabbat''', (samedi)
|-
|[[スペイン語]]||('''Sábadosábado''')
|-
|[[ポルトガル語]]||('''Sábadosábado''')
|-
|[[ドイツ語]]||'''Schabbat''', (Samstag)
90 ⟶ 91行目:
|}
 
ヘブライ語の「シャバット」に由来する語が「土曜日」の名称となっている言語では、「安息日」というとそれはユダヤ教の安息日である土曜日のことを指し、キリスト教の安息日である日曜日やイスラム教の安息日である金曜日のことは表さない。たとえば、イタ[[ギア語]]をはじめ、カトリック圏「Sabato」やロマンペインとポルトガル語のでもSábado安息日は、曜日名してはいう語が「土曜日」を指すが、「安息主日」が「日曜日」という意味曜日名になっている。また、ギリシア語では曜日が安息日であるユダヤ教を「準備安息のみを表す」と呼ぶ
 
== 日本語での読み方 ==
[[日本語]]の「安息日」には「あんそくじつ」「あんそくにち」「あんそくび」の3つの読み方がある。キリスト教関係者の間でも読み方が分かれているが、[[日本放送協会|NHK]]では「あんそくび」と読んでいる<ref>[http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/kotoba_qq_01110101.html NHK放送文化研究所]</ref>。
 
[[文語訳聖書]][[口語訳聖書]][[新改訳聖書]]では「あんそくにち」、[[フランシスコ会]]新共同訳聖書]]では「あんそくじつ」、[[新共同フランシスコ会訳聖書]]では「あんそくじつ」と[[振り仮名]]が振られている。
 
== 日本における影響 ==