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Manapay (会話 | 投稿記録)
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=== 知力 ===
有名私立中学への進学を志望しており<ref>16巻収録「[[サハラ砂漠]]で勉強はできない」</ref>、塾に行ったり模範生と言われたり家庭教師をつけられたりしている。だが成績は比較的平凡であまり良くなく、100点をまれに取る程度(ただしのび太曰くカンニング)<ref>28巻収録「大ピンチ! スネ夫の答案」</ref>で、24点を取ったこともある<ref>37巻収録「アトカラホントスピーカー」</ref>。「[[ドラえもんのひみつ道具 (せ)#正かくグラフ|正かくグラフ]]」によれば、のび太やジャイアンよりは優れるが、しずかよりは劣る。数値で表すと、のび太の3.5倍、ジャイアンの1.75倍、しずかの12分の7となる<ref name="graph">8巻収録「グラフはうそつかない」</ref>。比率に直すと「しずか:スネ夫:ジャイアン:のび太=12:7:4:2」となる。
 
しかし、専門的な知識やのび太を虐めるための悪知恵は非常に豊富で、ジャイアンの知恵袋的な存在になっている。
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=== 性格 ===
リッチでレアなコレクションと体験談で他人を羨まらしがらせたり悔しがらせることを好む(特にのび太に対して)。のび太がドラえもんに道具を出してくれるよう懇願する発端の多くはスネ夫の自慢話である。この自慢癖は母親譲りのようである。母親に溺愛されているためマザコン。鏡で自分の顔を30分も見続けるほどのナルシスト<ref name="maruhi" />だが、自分の低身長だけはひそか苦にしコンプレックスを抱いている(背を伸ばす努力を影で行っていたりする)。本人曰く、「僕はお金もあるし頭もいいし顔も綺麗だけど、身長が低い事だけが悩みなんだ」。
 
ジャイアンの嫌がらせが身体的暴力からくるのに対し、スネ夫は「のび太だけ除外」などという心理的な嫌がらせが中心である。のび太にだけゲームを貸さない、コレクションに触らせない、遊びや行楽、別荘(四丈半島)に誘わないといった類が多い。主に「この車にはあと3人しか乗れない」<ref>6巻収録「せん水艦で海へ行こう」、18巻収録「ドライブはそうじ機に乗って」など。大抵はスネ夫の親類(従兄弟やおじなど)も登場し、スネ夫とつるんでのび太を疎外しているが、乗車定員の関係から物理的に乗れないような場面も見受けられる。</ref>「チケットが3枚しかない」など。44巻収録「アニメばこ」には「3人用のビデオ」という理不尽なものが登場する。ただ、自転車に乗れないためにサイクリングに誘わないなど、のび太に原因がある場合もある<ref>5巻収録「四次元サイクリング」、12巻収録「はいどうたづな」</ref>。またしかし、あまり度が過ぎると、のび太だけでなくジャイアンやしずかまでも呆れさせ、しずかは怒って辞退することがある<ref>4巻収録「月の光と虫の声」、6巻収録「こいのぼり」など</ref>。普段は冷静で落ち着いた性格である反面、ジャイアン程ではないが些細なことで激怒することも多く、意外との短い一面を持つ。
 
のび太をいじめるジャイアンの腰巾着かつ強力な[[参謀]]の役割を担う反面、意気投合するよりも互いに利用し合っている傾向が見られる。またジャイアンにおもちゃなどを取り上げられてのび太に泣きつく[[日和見主義]]な面がある。実際、スネ夫自身もむしろのび太同様ジャイアンにいじめられる方が多い(これは他の男子勢とも共通する)。そのためチャンスがあれば思いっきり殴りたいと思っている<ref>『脱出!恐怖の骨川ハウス』(2013年5月17日放送)</ref>。のび太がドラえもんのひみつ道具でジャイアンに仕返しやイタズラなどをしようとした場合は、のび太やドラえもんと結託することも少なくない<ref>35巻収録「ま夜中に山びこ山が!」、27巻収録「本物電子ゲーム」など</ref>(原作連載初期のころは逆にジャイアンを従えて歩く描写が見られた)。また、もしもボックスの効力でのび太がアメリカへ引越しをすることになった際には、それまでの嫌がらせに対して[[贖罪|涙を流して謝罪したりする]]描写から<ref>31巻収録「ためしにさようなら」</ref>、のび太をいじめていることに対して多少なりとも後ろめたさや罪悪感を感じている節もある。またあまり目立たないものの、時にはジャイアンが迫っているから気をつけろとのび太に警告したりするなど、若干ながら親切な面も見せており、必ずしもジャイアンに絶対的に服従しているという訳でもない。ハツメイカーに発明品をリクエストした際には、のび太がいじめっ子から逃げるための道具だったのに対し、いじめっ子と戦うための道具を求めていた。ただしジャイアンの事を友人とは思っており、彼からも慕われることもある。大長編ではジャイアンとは連携をとって敵と戦ったりするなど強い仲間意識を見せている。
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また、翼竜に食い殺される妄想話を延々した挙句、自ら失神したこともある<ref>大長編1巻「のび太の恐竜」</ref>。同様の境遇でしずかを慮る発言をしているのび太に比べ、肝っ玉は相当小さいといえる。しかし、そんなスネ夫も、『のび太の宇宙小戦争』では、当初は圧倒的多数の無人戦闘艇に怯えていたものの、それでも戦いに赴く静香を見て、「いくらぼくだって女の子1人を危険な目に遭わせる訳には…」と勇気を振り絞って自らも戦うことを選び、ピンチになった静香を身を挺して守ったりもした。さらに『のび太とブリキの迷宮』では、ブリキン島でドラえもんが拉致され、のび太やジャイアンが救出しようと息巻く時にも、「ここは危険だから、とりあえず戻ってからみんなで相談しよう」と提案したりなど、ここでも持ち前の現実的で冷静な意見を唱えている。
 
酒癖が悪いらしく、ソフトドリンクが酒のような飲み物になる道具「[[ドラえもんのひみつ道具 (ほ)#ホンワカキャップ|ホンワカキャップ]]」を使って酔っ払った際には、歌いだしたジャイアンに対し「やめろやめろ、下手くそ!」と罵ったあげくに日頃の愚痴をぶちまけ(「みんな泣かされてんだぞ、お前なんか町の公害だ!」など)、飲み物を顔にかけたり空きビンを投げつけるなど暴力も加えていた<ref>30巻収録「ホンワカキャップ」</ref>{{Refnest|group="注"|アニメ版ではさらに「この粗大ゴミ!」と罵っていた<ref>テレビアニメ第2作第1期「真夜中のお花見」</ref>。}}
 
自己保身に走る面があり、ゴルゴンの首から逃げる際に先を行っていたのび太を「僕より先に逃げるな!」と言って後ろに投げ飛ばす、不良中学生に取り入るためにのび太を犠牲にする、ピー助の気持ちを考えずに恐竜ハンターの要求(ピー助を渡せば現代の日本に送る)を呑もうとする、気絶しているリルルを「壊せ」と言う等、非情な言動をとるが、最終的には自分が痛い目に遭ったり、全員に反対される事が多い。