「カイツブリ」の版間の差分

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== 生態 ==
流れの緩やかな[[川|河川]]、[[湖]][[沼]]、[[湿原]]などに生息し、まれに冬季や<ref name="Bd170">文一総合出版編集部編 『Birder 2001年3月号』 第15巻3号(通巻170号)、[[文一総合出版]]、2001年、8-25頁、99-106頁。</ref>、渡りのときには海上で見られることもある。主に水上で生活して、ほとんど歩くことはない。川中の浅瀬を横断するために歩く姿が見られることもあるが、歩くのは非常に不安定のようである。足は歩くためではなく櫂の役割のためにあるとみられ、足が生えている位置もほかの水鳥とは違い尻付近から出ている。泳ぐ姿は上から見ると、カエルの後ろ脚のように使う
川中の浅瀬を横断するために歩く姿が見られることもあるが、歩くのは非常に不安定のようである。
足は歩くためではなく櫂の役割のためにあるとみられ、足が生えている位置もほかの水鳥とは違い
尻付近から出ている。
泳ぐ姿は上から見ると、カエルの後ろ脚のように使う。
 
食性は主に動物食で、[[魚類]]、[[昆虫]]、[[甲殻類]]、[[貝類]]などを食べる。巧みに潜水して獲物を捕食する。1回に平均15秒前後(状態により数秒から30秒)潜水し、およそ秒速2mで泳ぐとされるが<ref name="Bd170"/>、最高で水深2メートルまでと深くは潜らない<ref name="san05">三省堂編修所・吉井正 『三省堂 世界鳥名事典』、三省堂、2005年、121頁。ISBN 4-385-15378-7。</ref>。