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第二次大戦後の[[冷戦]]時代には、防護された地下施設などの硬目標に対しては[[核兵器]]を使用することが想定されていたため、通常弾頭に高い貫通能力を備えた航空爆弾は開発されなかった。しかし、[[湾岸戦争]]で核兵器を使用せずに地下施設を破壊する必要が生じ、当初はグランドスラムのような炸薬量の多い兵器の使用が考慮されたが、第2次大戦の使用例から、単純に炸薬量の多いだけの航空爆弾は硬目標に対する効果が低いことが顧みられ、結局、急ぎ新しい爆弾を設計・製造することになった。
 
[[Image:Image-GBU-24 Missile testmontage-gi BLU-109 bomb.jpg|thumb|right|200px|武器の性能試験中にて[[誘導爆弾]][[ペイブウェイ|GBU-24]]が目標に直撃・炸裂する様子]]
これによって、一般に“バンカーバスター“として知られる[[GBU-28]]が作られた。この総重量4,700[[ポンド (質量)|ポンド]](2,132[[キログラム]]、なお炸薬量は630ポンド(約286キログラム)の爆弾の他に、これより小型のもの、またより大型の「MOP(Massive Ordnance Penetrator.[[大型貫通爆弾]])」も開発され、以降[[アフガニスタン戦争]]や[[イラク戦争]]でも用いられた。