「無限革命論」の版間の差分

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[[1929年]]に保守中道の昭和期の政治家[[米田吉盛]]の設立した横濱専門学校(神奈川大学)は、経世実用(経世致用の学)を学風とし日本文化の伝統を守る質実剛健の精神及び海外の精神文化を積極進取する精神を重んじていた。神奈川大学横浜図書館には[[徳川光圀]]編『朱舜水先生文集』([[正徳 (日本)|正徳]]5年([[1715年]])、[[朱舜水]]研究の最重要文献)が所蔵されている。西洋の思想である実存主義と、東洋の思想である経世致用の学の結び付く土壌があった。
 
横濱専門学校(神奈川大学)では京都大学の実存主義哲学者を講師、教授に積極的に招いていたので、[[1953年]]、人文科学に関する学術を研究し社会一般の文化的進歩に貢献するために神奈川大学人文学会が設立、機関誌『人文研究』を発行、京都大学系哲学者[[信太正三]]、[[草薙正夫]]などが活躍。[[1963年]]、人文学研究領域相互の活発な研究活動を支援することを目的に神奈川大学の付属研究所として設立された神奈川大学人文学研究所において実存主義哲学研究や現実の社会問題改善の為の[[革命]]に関する研究論文や[[ポストコロニアル理論]]等の論文が多数発表されている。
 
[[2016年]]には作家[[目取真俊]]を招待して神奈川大学人文学研究所主催講演会「沖縄・辺野古で起きていること見たこと、考えたこと」と題し、沖縄の米軍基地建設反対運動に関する講演会を開催している。