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'''シャクンタラー'''
*'''シャクンタラー(Śakuntala)'''は、古代[[インド]]・[[グプタ朝]](320~550)時代に成立した[[戯曲]]。本項目で記述。
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'''シャクンタラー''' (Abhinana-Sakuntala) は、[[インド]]の最も有名な[[古典]][[戯曲]]、あるいはその[[ヒロイン]]の名。[[カーリダーサ]]が[[叙事詩]]『[[マハーバーラタ]]』の1挿話を7[[幕]]の戯曲として改作したもので、仙人の養女シャクンタラーとドフシャンタ王との数奇な恋物語を描く。成立は[[グプタ朝]](320~550)。[[サンスクリット語]]で書かれており、サンスクリット語が[[公用語]]とされはじめた時代の代表作である。同時期に成立した文学作品として「マハーバーラタ」「ラーマーヤナ」がある。
[[ヨーロッパ]]に広く知られるようになったのは1789年、[[ウィリアム・ジョーンズ]]の英訳がきっかけである。2年後にその独訳が出版されると、これが大変な反響を呼び、[[ゲーテ]]にも影響を与えた
日本語訳は岩波文庫から刊行されている。
== あらすじ ==
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