「アイオロスの球」の版間の差分
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Shoji Yamauchi (会話 | 投稿記録) 蒸気タービンであることを明記 |
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[[ファイル:Aeolipile_illustration.png|thumb|ヘロンの「アイオロスの球」の図]]
'''アイオロスの球'''(アイオロスのたま、aeolipile)または'''ヘロンの蒸気機関'''(ヘロンのじょうききかん、Hero engine)は羽根のない簡単な半径流[[蒸気タービン]]であり、中央の水容器を熱すること
ヘロンの描いたアイオロスの球は、世界初の[[蒸気機関]]または[[蒸気タービン]]とされている<ref>[http://www.britannica.com/eb/article-45691 "turbine."] Encyclopedia Britannica. 2007. Encyclopedia Britannica Online. 18 July 2007.</ref>。"aeolipile" の語源はギリシア語の "aeolos"([[アイオロス]])と "pila"(球)で、アイオロスは[[ギリシア神話]]の風の神である。
アイオロスの球は、紀元前1世紀に[[ウィトルウィウス]]が『建築について』で記述しているが、回転部分についての描写がないため、同じ装置を描写しているのか、アイオロスの球の元になった装置なのか不明である<ref name="Vitruvius"/>。
== 物理学的解説 ==
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[[ファイル:Aeolipile (from Pneumatica).jpg|thumb|right|ヘロンの ''Pneumatica'' の図]]
[[ファイル:aeolipile.jpg|thumb|right|ヘロンの「アイオロスの球」のレプリカ]]
ヘロンもウィトルウィウスも、先人である[[クテシビオス]](紀元前285年 - 紀元前222年)の業績に基づいている。クレシビオスは、圧縮空気の科学とそのポンプへの応用について、最初の記述を行なっている。クテシビオス自身がこれを発明したかどうかは不明であり、アイオロスの球の真の発明者は不明である。
=== ウィトルウィウスの記述 ===
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