「経度の歴史」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
46行目:
=== 時計を使用する方法 ===
[[ファイル:Gemma Frisius.jpg|thumb|160px|ゲンマ・フリシウス]]
出発地点の時刻に合わせた時計を持って航海に出る。航海中に天体観測により現在位置の時刻が分かれば、出発地と現地の時間差から経度を求められことができる。
 
フランドルの天文学者[[ゲンマ・フリシウス]]は[[1530年]]、持ち運べる時計があれば経度を測定できるとして、この方法を提案した<ref>[[#ソベル(2010)|ソベル(2010)]] p.44</ref><ref name="ishibashi26">[[#石橋(2010)|石橋(2010)]] p.26</ref>。また英国のウィリアム・カニンガムも[[1559年]]に同様の提案をおこなった<ref name="s45">[[#ソベル(2010)|ソベル(2010)]] p.45</ref>。しかしこの時代の時計は誤差が大きく、経度を測定するのに必要な精度は持っていなかった<ref name="s45"/>。