「サテリコン (映画)」の版間の差分

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| 製作総指揮 =
| 製作 = [[アルベルト・グリマルディ]]
| 脚本 = フェデリコ・フェリーニ<br />[[ベルナルディーノ・ザッポーニ]]<br />[[ブルネッロ・ロンディ]]
| 出演者原案 =
| 原作 =
| 出演者 = [[マーティン・ポッター]]
| 音楽 = [[ニーノ・ロータ]]
| 撮影 = [[ジュゼッペ・ロトゥンノ]]
| 編集 = [[ルッジェロ・マストロヤンニ]]
| 配給 = {{flagicon|JPN}} [[ユナイテッド・アーティスツ|ユナイト映画日本支社]]
| 公開 = {{flagicon|ITA}} 1969年9月3日<br />{{flagicon|JPN}} 1970年9月19日
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== 概要 ==
『[[甘い生活 (映画)|甘い生活]]』『[[フェリーニのローマ]]』とともに「フェリーニのローマ三部作」のうちの一本とされる。ただし、現代のローマを舞台にした『甘い生活』『フェリーニのローマ』とは違って、本作は[[ネロ|皇帝ネロ]]統治時代の[[古代ローマ]]を舞台としている。
 
[[日本]]ではユナイト映画日本支社([[ユナイテッド・アーティスツ]]日本支社)が輸入し、[[1970年]][[9月19日]]、同社の配給によって公開された<ref name="kinejun" />。
 
本作のメイキングは、[[ギデオン・バックマン]]の監督によってイタリア・[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ]]・[[スウェーデンの映画|スウェーデン]]合作の[[ドキュメンタリー映画]]『[[{{仮リンク|フェリーニ サテリコン日誌]]』([[フランス語]]:''[[:|fr:Ciao Federico !|Ciao Federico !]]'', 監督:[[ギデオン・バックマン]])に}}』としてまとめられ、[[1971年]]にアメリカなどで公開されている<ref>{{imdb title|0065551|Ciao, Federico!}}, 2010年8月20日閲覧。</ref>。
 
== あらすじ ==
美青年の学生エンコルピオ([[マーティン・ポッター]])は、愛する少年[[奴隷]]ジトーネ([[マックス・ボーン]])を親友のアシルト([[ハイアム・ケラー]])に奪われる。エンコルピオは芝居小屋に売られていたジトーネを必死の思いで奪還するも、自分のもとに留まるかアシルトのもとへ行くかをジトーネに選ばせたところ、アシルトのもとへ行くことを選択されてしまう。
 
愛する者に去られたエンコルピオが嗚咽していると、エンコルピオの泊まっていた宿が地震によって崩る。行くあてを失ったエンコルピオは、たまたま訪れた美術展で詩人のエウモルポ([[サルヴォ・ランドーネ]])から声を掛けられ、エウモルポの知人だという成金の[[解放奴隷]]トリマルキオ([[マリオ・ロマニョーリ]])が催す饗宴へと連れて行かれる。ところが、ある一言がきっかけでエウモルポはトリマルキオの怒りを買い、燃え盛る炎の中へあやうく放り込まれそうになる。
 
エウモルポとエンコルピオは何とかして饗宴の場から逃れるが、2人とも逃亡に疲れ果てて砂漠の上で眠ってしまう。翌朝、無防備に眠り込んでいたエンコルピオはリーカ([[アラン・キュニー]])を首領とする[[海賊|海賊の集]]に捕らえられ、[[奴隷船]]に放り込まれる。もはやエウモルポはどこへ行ったか分からない。そしてエンコルピオは奇遇にも、その奴隷船の中でアシルトとジトーネの姿を発見する。
 
== キャスト ==
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* 監督:[[フェデリコ・フェリーニ]]
* 製作:[[アルベルト・グリマルディ]]
* 脚本:フェデリコ・フェリーニ、[[ベルナルディーノ・ザッポーニ]]、[[ブルネッロ・ロンディ]]
* 撮影:[[ジュゼッペ・ロトゥンノ]]
* 編集:[[ルッジェロ・マストロヤンニ]]