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アルバムテーマ、制作背景、各楽曲の解説を追加
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|accessdate=2017-07-08
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アルバム収録曲はいずれも表題曲『天庭』の世界観の中で展開されている話であり、ひとつひとつの楽曲が「愛とひと」というテーマに基づき、様々な視点から見て描いた物語であり、概念のようなものであると説明している。</br />
このことについては『まほろば教』を例にさらに詳しく語られている。それによれば『まほろば教』は『鬼言集』というタイトルで発表された楽曲が基になっているが、『鬼言集』には「ひとが理想とする ものや場所」という別のテーマで描かれた物語があったために『天庭』の世界観の中でそのまま扱うにはスケールが大き過ぎて難しいとの判断から『天庭』と共通する部分を抽出し、コンセプトに合うように作りかえた結果が『まほろば教』であるとしている<ref name="4gamer"/>。</br />
そのため、概念としては『天庭』の中に『鬼言集』があり『鬼言集』の中に『まほろば教』がある、という構造になっており、人が持つ理想の中でも、特に愛を信じる人の話が『まほろば教』であるとのこと<ref name="4gamer"/>。
 
== 制作について ==
アルバムの制作は2010年頃から公言されていたものの<ref name="4gamer"/>、あさきの二度にわたる病気療養の関係から長期間の制作となった。療養前にテーマは決定されており表題曲は完成していたが、その段階ではオムニバス的なアルバムを想定しており商業作品的なテーマの予定で制作されていた<ref name="4gamer"/>。しかし療養期間を経てのあさきの心境の変化に伴い、表題曲以外の楽曲はすべて白紙に戻して再度制作がされた<ref name="4gamer"/>。これについては「自分の中で作品として出したいものが変わってきたというか。ホンマに思ったこと,経験したことを出したくなった。<ref name="4gamer"/>」「もっともっと生々しくやろうと考えて……結果,歌詞も全部書き変えて,魅せ方から全部変更することにしました。<ref name="4gamer"/>」と返答している。</br />
また、本作への収録が見送られた楽曲の一つに「水面静かに大地の烈日わたらせて」<ref group="脚注">初出:pop'n music 18 せんごく列伝</ref>があったことが判明している<ref name="konami"/>。見送られた理由としては「収録を希望していたものの、曲を決定する時期までに体調が回復しなかったため」としている。
 
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''全作詞・作曲・編曲:あさき''
 
# '''散るを踏み 残るを仰ぐ ''' </br />
#:アルバム新曲。あさきによる{{Refnest|group="脚注"|トークイベント<ref name="konami"/>において、アルバム収録曲の声はすべてあさきのものである旨が語られているため。}}詩の朗読である。
# '''天庭 ''' </br />
#:初出:[[GuitarFreaksXG&DrumManiaXG|GuitarFreaks XG & DrumMania XG]] </br />
#:「GuitarFreaks XG & DrumMania XG」の『天庭 おとこのこ編』と同一のものであり、閣下名義で発表された『天庭』<ref group="脚注">
初出: pop'n music 15 ADVENTURE</ref>とは別の曲である。</br />後に「[[REFLEC BEAT|REFLEC BEAT colette]]」にてアルバム版をゲームサイズにカットしたものが収録。
# '''魚氷に上り 耀よひて''' </br />
#:初出:REFLEC BEAT limelight </br />
#:タイトルの読みは「うおひにのぼり かがよいて」。
# '''愛のかたち 幸せのかたち'''
#:初出:GuitarFreaks XG3 & DrumMania XG3、[[jubeat|jubeat copios]]</br />
#:タイトルが変更されているが「GuitarFreaks XG3 & DrumMania XG3」および「jubeat copious」に収録された『幸せのかたち』と同一のもの。アコースティックな感じが出したくて作られた楽曲であり、あさきも「すごく好きな曲」と述べている<ref name="konami"/>。</br />後に「REFLEC BEAT colette」にてアルバム版をゲームサイズにカットしたものが収録。
# '''つばめ''' </br />
#:初出:[[pop'n music|pop'n music 15 ADVENTURE]] </br />
#:pop'n musicにおけるジャンル名は「ウェルフェア」。タイトルこそ同じであるが、編曲だけではなくメロディや歌詞を含めて大幅な変更がされており、あさき自身も「原曲行方不明事件の曲<ref name="konami"/>」と述べるほどである。当初は大きな変更を加えることなく演奏時間を延ばす予定だったが、そのままではアルバムのコンセプトに合わないと判断され、大きく変更された<ref name="konami"/>。「REFLEC BEAT colette」ではこの音源をゲームサイズに編集したものが収録された。
# '''このひと しりませんか ''' </br />
#:アルバム新曲
# '''舌切り念念 ''' </br />
#:アルバム新曲
# '''まほろば教 ''' </br />
#:初出:[[beatmania IIDX|beatmania IIDX 14 GOLD]]
#:「beatmania IIDX 14 GOLD」収録の『鬼言集』のアレンジ。beatmania IIDXにおけるジャンル名は「INDUSTRIAL REVIEW」。製作段階では演奏時間が18分にも及ぶ大作であった<ref name="konami"/>。『鬼言集』をそのまま出すとしたら「鬼言集」という作品で出したいともコメントしている<ref name="4gamer"/>。</br />後に『REFLEC BEAT colette』にてアルバム版をゲームサイズにカットしたものが収録。
# '''行き過ぎて後に '''</br />
#:初出:GuitarFreaks XG2 & DrumMania XG2 Groove to Live
# '''ほしふりの果て 極東史記より ''' </br />
#:アルバム新曲。「GuitarFreaks XG & DrumMania XG」収録の『ほしふり<ref group="脚注">[[新谷さなえ|Sana]]への提供曲</ref>』および「GuitarFreaksV4 & DrumManiaV4」収録の『極東史記』と同じ言葉が含まれていることから、何かしらの関連性があると思われる{{Refnest|group="脚注"|さらにインタビュー<ref name="4gamer"/>で"「極東史記」だけど「極東史記」じゃない"と述べているため。}}。
# '''虚仮虚仮として けしからず ''' </br />
#:アルバム新曲。タイトルの読みは「こけこけとして けしからず」
# '''其曰く 教外別伝をして ''' </br />
#:アルバム新曲。タイトルの読みは「それいわく きょうげべつでんをして」
# '''生きてこそ ''' </br />
#:pop'n musicにおけるジャンル名は「カグランジ」。本作発売以前に発売された「pop'n music portable 2」に『生きてこそ ~特別版~』として先行収録されている。
# '''白きを廻り 黒きの巡り ''' </br />
#:アルバム新曲
# '''ここりのつき ''' </br />
#:アルバム新曲