「クロム」の版間の差分

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== 用途 ==
金属としての利用は、光沢があること、いこと、[[腐食|耐食性]]があることを利用するクロムめっきとしての用途が大きい。また、鉄と[[ニッケル]]と10.5%以上のクロムを含む[[合金]]([[フェロクロム]])は[[ステンレス鋼]]と呼ぶ。ステンレス鋼ではクロムが不動態皮膜を形成するため、ほとんど[[錆]]を生じないので[[車両]]や[[機械]]といった重工業製品から[[流し台]]、[[包丁]]などの[[台所|台所用品]]まで幅広い用途がある。
 
この金属は、[[日本]]国内において[[産業]]上、重要性が高いものの、産出地に偏りがあり供給構造が脆弱である。日本では、国内で消費される[[鉱物]][[資源]]の多くが他国からの[[輸入]]で賄われている実情から、万一の国際情勢の急変に対する[[安全保障]]策として、国内消費量の最低60[[日]]分を国家[[備蓄]]すると定められている。