「エレベーター」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎構造と機能: 施工不可能なものを削除
509行目:
* [[近畿日本鉄道]]の[[橿原神宮西口駅]]や[[福神駅]]、[[名古屋鉄道]]の[[鳴海駅]]、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)の[[八日市場駅]]、[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)の[[手原駅]]などには「'''構内外共用型'''」というエレベーターが存在する。これは、1台のエレベーターで「駅外と改札外コンコース」「改札内とプラットホーム」の移動のみを可能とするものである。乗った場所により降りられる場所が決められており、「駅外とホームや改札内」や「改札外とホーム」などの直接移動はできない。通常、「改札内」と「改札外」は同一平面となるため、かごの扉は2つある場合が多い。本来2台以上が必要なものが1台ですむため、設置やメンテナンスのコストが大幅に節減できる反面、利用者はかご呼び出しから乗れるまでの時間がかかる場合がある。そのため、エレベーターの利用が少ない、小規模な駅に設置される場合が多い。[[高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律|交通バリアフリー法]]の施行を機に敷地の問題やエレベーターシャフトの設置スペースに制約のある駅の改修工事において採用されるケースも出てきた。
* 鍵や[[暗証番号]]を入力しないと呼出しボタンや行き先ボタンが機能しないエレベーター。[[認知症]]の入居者が不用意に外出してしまうのを防ぐため、特別養護階のある[[老人ホーム]]に設置されているほか、建物所有者の自宅階や店舗・病院の従業員などといった、特定の人物以外の利用を制限したい場合にも用いられる。逆のパターンとして、かご内の操作盤でカードキーや特定のコマンドを入力することによって着床を行う階が設定できるエレベーターもあり<ref>カードキーを挿入しないと宿泊階への行き先階ボタンが押せない。</ref>、やはり特定階への部外者の立入を制限したい場合に設定される。企業の本社ビルで特定階が丸ごと役員室になっている場合が該当する。類例としてビジネスホテルにて上下ともフロント階に必ず停止させ扉越しに乗客を確認するなど、外来者も使用するエレベーターでは停止階制御の機能が持たされることがある。
* 自宅の[[便所|トイレ]]をエレベーターに設置する{{要検証|date=2011年3月}}(例えば1階にトイレがある複数階の家に住んでいて、2階で過ごすことが多い場合、用を足すのに毎回1階に降りるのは面倒であるため、エレベーター内にトイレを設置すれば、その手間が省ける)。
* 常に人の動きを感知し、激しい動きがあると注意を促すアナウンスが流れるもの。揺れがひどい場合は、ブザーがなり一番近い階に緊急停止するもの。エレベーター内で争い等が起きたときや、防犯に有効。
* [[航空母艦]]・[[ヘリコプター揚陸艦]]・[[強襲揚陸艦]]には、格納庫甲板と[[飛行甲板]]の間で[[航空機|艦載機]]・車両・搭載物等を昇降させる、大床面積・大耐荷重エレベーターがある。