「蜘蛛女のキス」の版間の差分

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== 概要 ==
[[1976年]]に[[アルゼンチン]]で出版されベストセラーになった。全編がモリーナとヴァレンティンという二人の登場人物の対話で綴られており、途中で「レポート」などとして挿入される文章を除てはいわゆ「地の文」が存在しない
 
後にプイグ自身の手で[[戯曲]]化され、[[1981年]][[マドリード・マルティン劇場]]で世界初の初演を迎えた
 
[[1985年]]には[[レナード・シュレーダー]]の脚色と[[エクトール・バベンコ]]監督により[[蜘蛛女のキス (映画)|映画化]]され、[[1990年代]]には[[ジョン・カンダー]]と[[フレッド・エッブ]]の作詞・作曲により[[ミュージカル]]化された。
 
== あらすじ ==
その後、[[ジョン・カンダー]]と[[フレッド・エッブ]]により[[ミュージカル]]化された。
 
== ストーリー ==
舞台は、[[ブエノスアイレス]]の[[刑務所]]の獄房の一室。
 
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== 日本語訳 ==
*『蜘蛛女のキス』  [[野谷文昭]]訳 、[[集英社文庫 ]]、[[1988年]](改訂新版 2011:2011年)
 
== 舞台(ストレートプレイ) ==
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| rowspan="2" | [[村井国夫]]
| rowspan="2" | [[岡本健一]] || rowspan="4" | [[吉田美枝]]
| 初演、[[松竹|松竹株式会社]]
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| 1992 || 再演、松竹株式会社
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*作詞・作曲:[[ジョン・カンダー]]&[[フレッド・エッブ]]
 
[[1990年]]の非公開上演後、[[1991年]][[10月]]に[[ロンドン]]の[[シャフツベリー劇場]]で改訂初演される。[[1993年]]には[[ブロードウェイ]]進出して[[トニー賞]]を受賞するなど話題をさらい、日本でも人気演目となっている。
 
主人公が原作や[[蜘蛛女のキス (映画)|1985年の映画版]]とは異なり、蜘蛛女が主人公にも設定されているのが特徴的である
 
=== ナンバー ===
; 第1幕
*M1:OPENING(M1:Opening(蜘蛛女)
*M2:AURORA(M2:Aurora(オーロラ)
*M3:塀の外1(アンサンブル)
*M4:BLUEBLOODSM4:Bluebloods 貴族の血 (モリーナ)
*M5:飾り付け/引くぞライン (モリーナ/ヴァレンティン)
*M6:DEARM6:Dear ONE (One(モリーナ、ヴァレンティン、モリーナの母、マルタ)
*M7:塀の外2(アンサンブル)
*M8:WHEREM8:Where YOUYou ARE(Are(オーロラ)
*M9 :塀の外3<マルタ> (ヴァレンティン)
*M10:尋問の場(蜘蛛女)
*M10a:聖なるイエス(アンサンブル)
*M11:起こそう奇跡(オーロラ、マルタ)
*M12 :M12:ガブリエルの手紙/最初の女(ガブリエル、ヴァレンティン)
*M13a,b :b:モルヒネ・タンゴ1,2 (2(アンサンブル)
*M13b :M13b:恥じたりしない (モリーナの母)
*M13c :M13c:モリーナと蜘蛛女 (蜘蛛女、モリーナ)
*M14:彼女は女(モリーナ)
*M15:LETM15:Let'Ss MAKEMake LOVE (Love(オーロラ)
 
; 第2幕
*M16:いい時代が(オーロラ)
*M17:その次の日(ヴァレンティン)
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| 1996 || rowspan="2" | [[ハロルド・プリンス]] || rowspan="2" | [[岩谷時子]]
| rowspan="2" | [[麻実れい]] || rowspan="2" | [[市村正親]]
| rowspan="2" | [[宮川浩]] || [[アートスフィア]] ほか
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| 1998 || [[青山劇場]] ほか
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| 2007 || colspan="2" | [[荻田浩一]] || [[朝海ひかる]]
| [[石井一孝]] || [[浦井健治]] || [[東京芸術劇場]] ほか
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| 2010 || colspan="2" | [[荻田浩一]] || [[金志賢]]
| [[石井一孝]] || [[浦井健治]] || [[東京芸術劇場]] ほか
 
|}
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
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== 外部リンク ==
* [httpshttp://www.kumoonnanokisstokyowrestling.com/articles/2007/11/spiderwoman.html 大倉忠義主演舞台「ブロードウェイミュージカル『蜘蛛女のキス』 - TokyoWrestling.com]
* [http://www.tokyowrestling.com/articles/2007/11/spiderwoman.html 蜘蛛女のキス 2007]
 
{{トニー賞 ミュージカル作品賞}}