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牧崎と夢崎の2つの岬がウシの角のように突き出している様から角島と呼ばれた<ref>吉岡一生『[http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA78408512 山口伝説散歩 : 防長写伝]』、NCID BA78408512、2001年、p.39</ref>。
[[本州]]とは[[海士ヶ瀬戸]]で隔てられていたが、[[2000年]]に1780mの[[角島大橋]]が竣工。離島へ架けられた一般道路[[橋]]としては群を抜く長さである(沖縄県の[[古宇利大橋]]に次ぎ全国第2位)。島の北西に位置する夢ヶ岬に'''角島灯台'''が立ち、島のシンボルとなっている。戦前は[[下関要塞]]地帯の一角として[[大日本帝国陸軍|旧日本陸軍]]の砲台陣地が置かれていた。現在{{いつ|date=2012年12月}}<!-- See [[WP:DATED]] -->も一部の遺構が残っている。
 
行政区分上は[[1889年]]の[[町村制]]施行時には[[豊浦郡]]角島村に属し、[[1955年]]の昭和の大合併で豊浦郡[[豊北町]]、2005年の平成の大合併で下関市の一部となる。
 
=== 角島灯台 ===
多くの灯台を設計した[[アングロ・サクソン人|英国人]]、[[リチャード・ヘンリー・ブラントン]]による、日本海側では初の洋式灯台。[[1876年]]([[明治]]9年)初点灯。高さ43m、光達18[[海里]]。[[レンズ]]は日本でも5箇所<ref>[http://www6.kaiho.mlit.go.jp/tsuruga/toudai/etizen/toudai_cont.htm#toukyu レンズの等級] 敦賀海上保安部 灯台豆知識 2013年10月閲覧</ref>しかない特大の[[フレネルレンズ]]で、[[第1等灯台]]に指定されている<ref>あとの4[[灯台]]は、[[犬吠埼灯台|犬吠埼]](千葉県)、[[経ヶ岬]](京都府)、[[出雲日御碕灯台|日御碕]](島根県)、[[室戸岬灯台|室戸岬]](高知県)</ref>。見学も可能な[[参観灯台]]である。
 
== 歴史 ==
{{日本の町村 (廃止)
| 廃止日 = 1955年4月1日
| 廃止理由 = 新設合併
| 廃止詳細 = [[神玉村]]、'''角島村'''、[[神田村 (山口県)|神田村]]、[[阿川村]]、[[粟野村 (山口県)|粟野村]]、[[滝部村]]、[[田耕村]]、[[宇賀村]](一部) → [[豊北町]]
| 現在の自治体 = [[下関市]]
| よみがな = つのしまそん
| 自治体名 = 角島村
| 区分 = 村
| 都道府県 = 山口県
| 支庁 =
| 郡 = [[豊浦郡]]
| コード =
| 面積 =
| 境界未定 =
| 人口 = 2045
| 人口の出典 = [[国勢調査 (日本)|国勢調査]]
| 人口の時点 = [[1950年]]
| 隣接自治体 =
| 花 =
| シンボル名 = その他のシンボル
| 鳥など =
| 郵便番号 =
| 所在地 = 豊浦郡角島村字中村
| 外部リンク =
| InternetArchive=
| 緯度度 = |緯度分 = |緯度秒 =
| 経度度 = |経度分 = |経度秒 =
| 位置画像 =
| 特記事項 =
}}
* [[幕末]] - 「[[旧高旧領取調帳]]」の記載によると[[長門国|長門]][[長府藩|府中藩]]領。
* [[明治]]2年[[8月7日 (旧暦)|8月7日]]([[1869年]][[9月12日]]) - 任[[知藩事]]にともない府中藩が改称して'''[[豊浦藩]]'''となる。
* 明治4年[[7月14日 (旧暦)|7月14日]]([[1871年]][[8月29日]]) - [[廃藩置県]]により'''[[豊浦県]]'''の管轄となる。
* [[1889年]](明治22年)4月1日 - [[町村制]]の施行により、[[近世]]以来の[[豊浦郡]]角島が単独で自治体を形成して'''角島村'''となる。
* [[1955年]]([[昭和]]30年)4月1日 - 角島村が[[神玉村]]・[[神田村 (山口県)|神田村]]・[[阿川村]]・[[粟野村 (山口県)|粟野村]]・[[滝部村]]・[[田耕村]]および[[宇賀村]]の一部(北宇賀)と合併して'''[[豊北町]]'''が発足。同町[[大字]]角島となる。
* [[2005年]]([[平成]]17年)[[2月13日]] - 豊北町が下関市・豊浦郡[[菊川町 (山口県)|菊川町]]・[[豊田町 (山口県)|豊田町]]・[[豊浦町 (山口県)|豊浦町]]と合併し、改めて下関市が発足。同市豊北町大字角島となる。
 
== 観光地 ==