「笹団子」の版間の差分

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== 笹団子の歴史と普及の背景 ==
ササには殺菌効果があり、北越風土記によれば戦国時代に携行保存食として生まれたとされる。上杉謙信の家臣が発明したという俗説もある。昭和30年代頃までは端午の節句の供物とされ、各家庭内で作られていた郷土食であった。[[おにぎり]]のようにいろいろな物を入れており、[[ウメ|梅]]やおかかなども入れていた。「あんこ」が使われるようになるのは砂糖が一般的に入手できるようになった明治時代中期以降であったが、あくまで家庭内で作る郷土食の色が強かった。その笹団子を「新潟土産の菓子・笹団子」として売り出し全国的な人気を得たきっかけは、昭和39年の新潟国体([[第19回国民体育大会]])開催にあたって「新潟土産・笹団子」を提案・推進した笹川勇吉(笹川餅屋)の活躍であった。
 
『新潟県の百年企業』(新潟日報事業社刊、2011年)等によれば、1961年(昭和36年)、新潟市中央区[[西堀前通]]4番町に店舗がある老舗・笹川餅屋(1883年創業(明治16年))4代目店主の故・笹川勇吉(新潟郷土史研究家・地域文化功労者として文部大臣賞受賞)が所属している新潟市土産品協会に、新潟県と新潟市から新しい新潟土産物の開発を依頼され、1964年(昭和39年)開催の[[新潟国体]]の団体向けのお土産として、勇吉が自店で製法を見直し品質を高めて添加物を使わなくても日持ちするよう改良した笹団子を開発。これにより新潟県と新潟市から推薦特産品として初認定を受け、「新潟みやげ菓子の笹団子」として全国へ知れ渡る火付け役となった。
反面、土産物として得た名声と引き換えに、各家庭で作るものではなくなり、その習慣を知る人も減っていった。
 
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