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===土壌改良材===
日本では[[江戸時代]]後期、田畑に石灰を投入することにより収穫量が増加することが見いだされた。価格も当時流通していた[[金肥]]の数分の一と安価であり、[[肥料]]の一種として珍重されるようになった<ref>[http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/rekishi/kenshi/asp/hakken/detail.asp?record=267 いち早く使用制限-廉価で大流行の石灰肥料] 三重県環境生活部文化振興課県史編さん班 2017年7月17日閲覧</ref>。当時、石灰の生産は、石灰岩の産出地周辺で原始的な石灰窯で盛んに製造されている。[[20世紀]]に入ると化学肥料製造され始めたが、原料が軍需物資ということもあり大規模な使用は控えられた。このため石灰は、[[第二次世界大戦]]が終了するまで農業生産に大きな役割を果たし続けた<ref>大山の歴史編集委員会(編)『大山の歴史』大山町、1990年、p.525</ref>。
 
== 関連項目 ==