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日本国内の医療機関で処方されている剤形は、25 mg 錠または50 mg 錠(一錠に 25 mg ないしは 50 mg の有効成分が含まれる)だが、ファイザーが米国等海外において製造・発売している剤形には、100 mg 錠もある。しかしこの 100 mg 錠は日本国内での製造承認は出ておらず、日本の医療機関では処方されない。
 
日本で正規に入手するためには医師の[[処方箋]]が必要な上、[[健康保険]]による[[診療調剤報酬]]の適用外で[[自由診療]](保険外診療)のため、各医療機関が価格を定めることができるが、1錠およそ1,500円程度となっている。
 
1999年(平成11年)の発売当初は、[[泌尿器科]]([[性病科]])や[[内科|一般内科]]などの医師が、[[医薬情報担当者]]から説明を受けるなど専門知識を習得した特定の診療所・病院の診療科において、患者が問診と血圧測定などの生理的検査を行い、EDと確定されれば処方される仕組みのみであった。なお、この検査において、基本的に[[陰茎]]を医師の前で露わにしたり、触診させる必要はない。その後、2000年代以降は一部の[[美容外科学|美容外科]]や[[心身医学|心療内科]]を中心に、依頼すれば簡単な問診だけで医薬品を処方する診療所も見受けられる。