「スズキ目」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m {{Reflist}}の文字がつぶれて見づらい |
編集の要約なし |
||
2行目:
|名称 =スズキ目
|色 = 動物界
|画像=[[
|画像キャプション = '''
|省略=条鰭綱
|亜綱 = [[新鰭亜綱]] [[w:Neopterygii|Neopterygii]]
|上目 = [[棘鰭上目]] [[w:Acanthopterygii|Acanthopterygii]]
|目 = '''スズキ目''' (パーチ目) [[w:Perciformes|Perciformes]]<br
|下位分類名 = 下位分類
|下位分類 = <center>本文参照</center>
}}
[[File:Abborre, Iduns kokbok.jpg|thumb|250px|'''[[パーチ]]''' ({{lang|en|[[w:perch|Perch]]}}) ]]
[[File:Sea Bass (side).jpg|thumb|250px|'''[[スズキ (魚)|スズキ]]''' ({{lang|en|[[w:Japanese seabass|Sea Bass]]}}) ]]
'''スズキ目'''
== 概要 ==▼
1859年に[[オランダ]]の[[魚類学者]]である[[ピーター・ブリーカー]]によって分類された。
目名のPerciformesの由来は、「[[パーチ]]（Perci）[[フォーム]]（formes）」を意味し、[[ヨーロピアンパーチ|パーチ]]に似た[[形態]]をしている魚類の分類群。
[[スズキ (魚)|スズキ]]をはじめ、[[シクリッド]]、[[コブダイ]]、[[ブルーギル]]、[[スズメダイ]]、[[バス (魚)|バス]]、[[オヤニラミ]]、[[マグロ]]、[[カツオ]]などがよく知られている。別名：パーチ目。
▲'''スズキ目'''（Perciformes）は、[[硬骨魚綱|硬骨魚類]]の分類群の一つ。20亜目160科の下におよそ1,539属10,033種が含まれ、[[魚類]]のみならず[[脊椎動物]]全体の中で最大の[[目 (分類学)|目]]<small>（もく）</small>である。食用魚、[[釣り]]の対象魚、観賞用の[[熱帯魚]]など、人間の生活と密接に関係している種も多い。
▲== 概要 ==
スズキ目は現生の魚類としては最も多くの種を含み、多種多様な形態・生態を示すグループである。[[淡水]]・[[汽水域]]・[[海]]、海では沿岸部から外洋・[[深海]]と、ほとんどすべての[[水圏]]に分布している。多くは海水魚であるが、淡水のみに生息する種が 2,000 種程度、成長の過程や季節[[回遊]]のため一時的に淡水域で生活する魚がおよそ2,300種知られている。
25 ⟶ 31行目:
スズキ目の魚類は20の亜目に分類されている。スズキ亜目・ベラ亜目・ハゼ亜目にはそれぞれ2,000種以上が所属し、これら3亜目だけでスズキ目の75%以上を含む。[[共有派生形質]]による詳細な定義付けはほとんどの場合不充分で、単系統性が確かめられていないグループが多い。科以下の分類群の詳細については、各亜目の記事を参照のこと。
* '''[[スズキ亜目]]''' ([[パーチ亜目]]) [[w:Percoidei|Percoidei]] - [[スズキ (魚)|スズキ]]、[[マダイ]]、[[ハタ (魚類)|ハタ]]、[[アジ]]、[[イシダイ]]、[[アマダイ]]、[[キス (魚)|キス]]、[[シイラ]]、[[ブラックバス]]（[[オオクチバス]]、[[コクチバス]]）、[[リーフフィッシュ]]、[[テッポウウオ]]など79科549属3,176種を含む、スズキ目の中で最大のグループである。
*'''[[カジキ亜目]]''' [[w:Xiphioidei|Xiphioidei]] - [[マカジキ]]、[[メカジキ]]など。
* '''[[エラッソマ亜目]]''' [[w:Pygmy sunfish|Elassomatoidei]] - 1科1属6種。
48 ⟶ 54行目:
== 出典・脚注 ==
<div class="references-small">{{Reflist|2}}</div>
* 上野輝彌・坂本一男 『新版 魚の分類の図鑑』 [[学校法人東海大学出版会|東海大学出版会]] 2005年 ISBN 978-4-486-01700-4
* 岡村収・尼岡邦夫監修 『日本の海水魚』 [[山と渓谷#山と溪谷社|山と溪谷社]] 1997年 ISBN 4-635-09027-2
== 関連項目 ==
{{
{{wikispecies|Perciformes}}
* [[魚の一覧]]
| |||