「相馬野馬追」の版間の差分

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== 概要 ==
馬を追う'''野馬懸'''、[[南相馬市]]原町区に所在する'''雲雀ヶ原祭場地'''において行われる'''甲冑競馬'''と'''神旗争奪戦'''、街を騎馬武者が行進する'''お行列'''などの神事からなる。これらの神事に関しては[[1952年]]、国の[[重要無形民俗文化財]]に指定されている<ref name="mainichi">{{Cite web|url=http://mainichi.jp/select/wadai/graph/20100724_2/ |title=相馬野馬追:「甲冑競馬」旗指し物なびかせ馬場 |publisher=[[毎日新聞]] |date=2010-07-24 |accessdate=2011-04-11 }}</ref>。
 
[[東北地方]]の[[夏祭り]]のさきがけと見なされ、[[東北三大祭り|東北六大祭り]]の1つとして紹介される場合もある。
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: 総大将直属の宇多郷勢と、同隊が雲雀ヶ原へ向かう道中にいる北郷勢で行われる行事。総大将を迎え入れたことで、宇多郷・北郷勢という騎馬軍を編成し、原町区の雲雀ヶ原にある祭場地へ向かう。
* 宵乗り競馬(南相馬市原町区) 14:00 -
: 雲雀ヶ原の相馬野馬追祭場地に三軍が集結し、[[古式競馬 (日本)|古式競馬]]を行う。
* 軍者会
 
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=== 7月25日 野馬懸 ===
* 野馬懸(南相馬市小高区) 9:00 -
: 小高区の相馬小高神社で、裸馬を騎馬武者が小高区大井字岩迫から小高神社境内に設けられた[[竹矢来]]に追い込む。本来は野馬道(雲雀が原〜小高神社までの道路)を用いた(野馬懸)。追い込み終了後、御小人なる者が素手で捕え、小高神社に奉納する。この一連の行事が絵馬のルーツとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されるきっかけとなる。奉納された以外の馬は、博労(馬喰、ばくろう)によりセリが行われる。
 
一連の神事は以上の3日間に渡るが、小高以外の地域では野馬追は2日間の祭事と思う人がいる。その一例として、近年まで相馬太田神社の看板には野馬追祭事の日が7月23日、24日と書かれていた。