「宗教的迫害」の版間の差分

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=== 日本 ===
近代日本では、[[国家神道]]による[[廃仏毀釈]]運動や新宗教に対する弾圧が行われ、[[創価学会]]の前身である[[創価教育学会]]、[[PL教団]]の前身であるひとのみち教団、[[内村鑑三]]などが弾圧された。
日本固有の宗教である神道は、排他性をもたないため、他教と衝突することはまれである。それでも、[[太平洋戦争]]前後の近代日本で、新宗教に対する弾圧が行われた。日本国家最大の宗教弾圧は、新宗教[[大本]]への弾圧である。日本の[[内務省]]による、[[国策捜査]]として、二度にわたる[[大本事件]]が起こった。[[治安維持法]]が適用され、教団の聖地がダイナマイトで破壊されたり、宗祖や教祖が逮捕されるなどし、経典である『霊界物語』等は、[[発禁|発売頒布禁止処分]]となった。大本事件により、一時は150万人を超えると言われた大本信者が激減したが、大本の信者による多数の分派が生まれた。
 
日本国家最大の宗教弾圧は、新宗教[[大本]]への弾圧である。日本の[[内務省]]による、[[国策捜査]]として、二度にわる[[大本事件]]が起こった。[[治安維持法]]が適用され教団の聖地がダイナマイトで破壊されたり、宗祖や教祖が逮捕されるなどし、経典である『霊界物語』等は、[[発禁|発売頒布禁止処分]]となった。大本事件により、一時は150万人を超えると言われた大本信者が激減したが、大本の信者による多数の分派が生まれた。

[[統一教会]]の信者を拉致監禁して棄教を迫る、[[統一教会信徒の拉致監禁問題]]が継続して発生しており、国際人権NGOである[http://www.hrwf.org/ 国境なき人権]が独自の調査でその事実をつきとめ、日本政府に対応を勧告した[http://www.hrwf.org/images/reports/2012/1231%20report%20final%20jap.pdf]。大学における新宗教系サークル[[原理研究会]](CARP)に対する対策が、[[世界日報]]など統一教会系のメディアに多く登場するジャーナリスト室生忠によって問題視され、「憲法違反も何のそのと信仰の個人情報を父兄に密告する広島大学職員」と題したレポートが月刊誌「財界にっぽん」に掲載された<ref>[http://kidnapping.jp/news/20111108.html 新着情報:『財界にっぽん』12月号/「憲法違反も何のそのと信仰の個人情報を父兄に密告する広島大学職員」] 全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会 <統一教会信者への人権侵害の実態></ref>。
 
[[オウム真理教]]もかつて宗教弾圧を主張し、事件の全容が発覚しなかった1990年代前半においては多くの著名人がその主張に賛同していた<ref>[http://www.mars.dti.ne.jp/~takizawa/mas11.html (二) オウム真理教の宣伝に「文化人」「有名人」らが果たした役割] 坂本弁護士と家族を救う全国弁護士の会公式サイト</ref>。
 
== 参考資料==