「宗教的迫害」の版間の差分

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=== 社会主義国家 ===
==== ソビエト連邦 ====
{{see also|ソビエト連邦#宗教}}
 
==== 中華人民共和国 ====
中国では、中央政権の意に沿わない団体を、[[邪教]]と批判したり、弾圧したりすることがたびたび繰り返されている。[[中華人民共和国]]は無神論を唱える[[中国共産党]]により、中国の伝統気功である[[法輪功]]、[[チベット仏教]]、[[ウイグル]]の宗教等が、[[邪教]]と位置づけられ、弾圧されている。これについては、[[国際社会]]から、[[人権侵害]]であるという批判が起こっている。国外に脱出した修練者(学習者)や信徒により、人権侵害の訴えが各国でなされている。
 
;*法輪功
法輪功は多くの愛好者がいたが、1999年の「中南海事件」以降「610弁公室」などにより弾圧されるようになった。
 
2007年2月に、カナダ議会において、死刑判決で死亡した法輪功修練者のみならず、生きたままの法輪功修練者からも臓器を摘出し、売買されているという報告が、カナダの独立調査団から立証された。2007年国連報告書においても、国連人権委員会拷問問題の特別調査官マンフレッド・ノーワックの最新報告内容により、生体臓器狩りの実態などが明らかにされた。<ref>[http://dadao.kt.fc2.com/fanzui04.htm 中国共産党の犯罪四 法輪功学習者に対する残虐行為]、2015年5月5日閲覧。</ref><ref>[http://www.epochtimes.jp/jp/2008/05/html/d16157.html 08年度国連報告書:中国当局による臓器狩りの責任追及]、2015年5月5日閲覧。</ref><ref>[http://www.epochtimes.jp/jp/2009/08/html/d61170.html 国連拷問特別調査官:生体臓器狩り、今も中国で...]、2015年5月5日閲覧。</ref>
 
;*チベット仏教
[[中華人民共和国]]による、1951年の[[チベット侵略]]以降、チベット仏教への激しい宗教弾圧が行われた。弾圧前のチベット仏教の信者は、120万以上ともいわれている。[[チベット]]弾圧の際、その土地の在来宗教である[[チベット仏教]]への弾圧が徹底的に行われた。寺院6,000箇所が破壊され、経典はすべて焼却された。チベット仏教の信者は捉えられ、[[拷問]]、[[強姦]]、[[暴行]]により弾圧され、それでもなお信仰を捨てない信徒は虐殺されるという。<ref>櫻井よしこ著『国売りたもうことなかれ 論戦2005』、 2005年07月、[[ダイヤモンド社]]。</ref>このような弾圧は、2015年時点でも続いているとされるが、政府により情報が国外に漏れることのないように厳しい規制がされており、確かな事実関係は判明していない。これに対し、[[ダライ・ラマ]]法王が、国際社会において、チベットの実態を伝える運動を行っている。
 
;*ウイグル
[[中華人民共和国]]により、[[内モンゴル人民革命党粛清事件]]の一環として「中国共産党絶対化教育」が制定され、 固有の文化、歴史、言語等に加え、在来の宗教までもが弾圧された。ウイグル人にとっての宗教は、民族アイデンティティの根幹であり、中国によって民族浄化政策の効果的な手段として利用された。<ref>[http://www.uyghurcongress.org/jp/?p=125 宗教弾圧]、世界ウイグル会議、2015年5月5日閲覧。</ref>
 
==== アルバニア ====
[[1967年]]に中国の[[文化大革命|プロレタリア文化大革命]]に刺激されて「{{仮リンク|国家無神論|label=無神国家|en|State atheism}}」を宣言、一切の[[宗教]]活動を禁止した。
 
=== 日本 ===