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中国にとっては、[[インド洋]]における[[シーレーン]]、「[[真珠の首飾り戦略]]」の重要なポジションを占める港であり、2014年には中国海軍の[[宋級潜水艦]]など複数の中国艦船の寄港が行われている<ref>[http://www.sankei.com/world/news/141102/wor1411020024-n1.html インド刺激する中国潜水艦 スリランカに寄港 「真珠の首飾り」戦略で南アジアに影響力] 産経ニュース・産経新聞社（2014/11/2）2017/2/11閲覧</ref>。
他港と比べ、都市から港までのアクセス道などの整備は遅れており、港湾の稼働率は低迷。政府の資金難もあり、2017年8月には向こう99年間（<ref>中国語では九九と久久の発音が同じで、転じて永久租借の意）に繋がる</ref>の港湾運営権を11億ドルで中国企業に貸し出すこと契約が具体化しつつある結ばれた<ref>[http://mainichi.jp/articles/20170208/k00/00m/030/129000c スリランカ・港を中国に貸し出しへ財政厳しく] 毎日新聞（2017/2/7）2017/2/11閲覧</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.afpbb.com/articles/-/3137517|title=スリランカ、ハンバントタ港の運営権を中国企業に譲渡 インドなどが懸念|publisher=[[AFP通信]]|date=2017-07-30|accessdate=2017-08-06}}</ref>。ただし、[[インド]]などの警戒感への配慮から、中国による軍事利用は認めないことが通知されている<ref>{{Cite news|url=http://www.sankei.com/world/news/170726/wor1707260015-n1.html|title=中国と新たな合意／スリランカ「軍事利用させない」港権益貸与」|work=|publisher=『[[産経新聞]]』朝刊|date=2017年7月26日}}</ref>。
これに対する[[インド]]などの警戒感が強いため、スリランカ政府は2017年7月25日、「中国に軍事利用はさせない」との合意事項を決定した<ref>{{Cite news|url=http://www.sankei.com/world/news/170726/wor1707260015-n1.html|title=中国と新たな合意／スリランカ「軍事利用させない」港権益貸与」|work=|publisher=『[[産経新聞]]』朝刊|date=2017年7月26日}}</ref>。
== 脚注 ==
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