「陸上自衛隊化学学校」の版間の差分

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日本は[[化学兵器禁止条約]]を批准しており、化学兵器の開発・生産・貯蔵を行っていない。ただし、化学兵器防護目的の機材の研究・開発は条約でも認められており、そのために申告及び査察の制限下で、小規模な化学物質の生産が認められている。
 
化学学校は、「[[化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律]]」及びその施行令の定めにより、少量(10kgまで)の特定物質を保有し、実験を行うことを許可されている日本で唯一の機関である<ref>化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律 第三十四条及び施行令第六条</ref>。2002年から2012年にかけては、[[サリン]]、[[ソマン]]、[[タブン]]、[[ルイサイト]]、[[VXガス]]等の多種の特定物質を年間グラム単位で合成している<ref>[http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b184003.htm 衆議院議員塩川鉄也君提出陸上自衛隊化学学校と特定物質に関する質問に対する答弁書 内閣衆質一八四第三号 平成二十五年八月十三日]</ref>。
 
また、化学兵器禁止に則り、化学兵器の生産・保有状況について、数年ごとに国際機関・[[化学兵器禁止機関]](OPCW)の査察も受け入れている。<ref>[http://www.mod.go.jp/j/press/news/2012/06/14c.html 化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約に基づく査察の受け入れについて 平成24年6月14日]</ref>。