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nsPEFを用いた除細動器について追記
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電気ショック波形が単相性よりも二相性の除細動器のほうが1回で除細動される率が高いので、現在では[[二相性]]の販売が主流である。二相性は少ないエネルギーで除細動することができるとされている。
 
== 新しい電気的除細動方法 ==
従来の二相性の除細動では8~12msの間生体に通電する。
 
しかしながら、近年では、nsPEF(Nanosecond Pulsed Electric Field:ナノ秒パルス電場)の登場によりこれを利用したより短い通電による除細動方法が発明された。
 
この方法は、従来のように膜電位の充電に因る脱分極、過分極を利用するものではなく、印加された後の数ns間のごく短い時間の変位電流に基づくものであり原理が全く異なる。<ref>{{Cite web|url=http://grantome.com/grant/NIH/R01-HL128381-01|title=Low Energy Defibrillation with Nanosecond Pulsed Electric Field|accessdate=2017-08-08}}</ref>
 
この方法は、従来よりも一桁小さいエネルギーで、より高い効果を、合併症を抑えつつ実現できるとして研究が行われ、2016年特許が出願されている。<ref>{{cite patent|number=PCT/US2016/020504|title=Low-energy defibrillation with nanosecond pulsed electric fields|pubdate=2016年9月9日}}</ref>
 
== 薬理学的除細動 ==
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*[[二次心肺蘇生法|二次救命処置]](ACLS:advanced cardiac life support)
*[[循環器学]]
 
== 脚注 ==
<references />
 
{{デフォルトソート:しよさいとう}}