「クリーブランド (オハイオ州)」の版間の差分

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[[ファイル:Aerial_View_of_Glenn_Research_Center_at_Lewis_Field_-_GPN-2000-002008.jpg|left|thumb|250px|NASAのグレン研究センター]]
 
クリーブランドでは[[2000年代]]に入ってハイテク産業も発展してきており、市の経済・産業の再生の鍵となっている。[[アメリカ航空宇宙局|NASA]]はクリーブランドに[[グレン研究センター]]を置いている。また[[バイオテクノロジー]]と[[燃料電池]]の研究においては、クリーブランドは急速に発展しつつある。これらの分野の研究を支えているのは[[ケース・ウェスタン・リザーブ大学]](後述)、クリーブランド・クリニック、およびユニバーシティ・ホスピタルズ・オブ・クリーブランドである。クリーブランドにおけるバイオテクノロジーの立ち上げと研究への投資額は中西部でもトップクラスで、2007年度の第1四半期には12社が合計8,3508350万[[アメリカ合衆国ドル|ドル]]を投資した<ref>[http://www.bioenterprise.com/reports/2007/q12007vcactivityrelease.pdf Midwest Health Care Startups Raise $324 Million in Q1 2007]. pp.3. BioEnterprise. 2007年4月24日. (PDFファイル)</ref>。ケース・ウェスタン・リザーブ大学、クリーブランド・クリニック、ユニバーシティ・ホスピタルの3者は、共同で大規模なバイオテクノロジー研究センターと[[インキュベーター (起業)|インキュベーター]]を設立する計画を進めている。マウント・シナイ医療センター跡地を利用し、研究キャンパスを設立するこの計画は、クリーブランドにおける研究の成果を形にする企業の育成も視野に入れている<ref>[http://westquad.case.edu/faqs/ Case Western Reserve University: West Quad]. School of Medicine, Case Western Reserve University. Cleveland, Ohio, United States. 2005年.</ref>
 
先端技術を用いたインフラの整備も進んできている。ワンコミュニティ(OneCommunity)と呼ばれる、クリーブランドおよびオハイオ州北東部の主要な研究施設を[[光ファイバー]]ネットワークで結ぶプロジェクトは、ケース・ウェスタン・リザーブ大学の技術的なイニシアチブの下に進められている<ref>[http://www.onecommunity.org Fiber Optic Network Connecting Cleveland and Northeast Ohio.] OneCommunity project.</ref>。さらにワンコミュニティ・ネットワークは[[シスコシステムズ]]と協働し、地域一帯にワイヤレスネットワークを張り巡らせる計画も進めている。この計画は、シスコのワイヤレス「メッシュ」ネットワークという新しい技術のテストも兼ねている。既に第1フェイズは2006年9月に正式に始まっており、ユニバーシティ・サークル地区ではワイヤレスネットワークへの接続が可能になった。シスコシステムズは[[1999年]]に高速ワイヤレス技術を持つAironetを買収しており、同社のワイヤレスネットワーク機器とクリーブランド地域一帯の施設をワイヤレスネットワーク構築のために利用できるようになっていた<ref>Vanac, Mary. ''Ohio hot to invest in Wi-Fi technology'', ''The Plain Dealer''. 2006年10月5日.</ref>。