「バリキャップ」の版間の差分

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渚月 (会話 | 投稿記録)
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[[Image:Varactor.svg|250px|right|thumb|バリキャップの内部構造]]
[[Image:Varactor_function.svg|200px|right|thumb|上図:バイアス電圧が低いと空乏層が狭まり、容量が増加する。<br />下図:バイアス電圧を上げると空乏層が広がり、容量が低下する。]]
バリキャップは[[逆バイアス]]で使うため電流は流れないが、コンデンサのように振る舞い、[[空乏層]]の幅がバイアス電圧で変化することで[[静電容量]]が変化する。通常、空乏層の幅は印加電圧の[[平方根]]に比例し、静電容量は空乏層の幅に反比例する。このため、静電容量は印加電圧の平方根に反比例する。
 
すべてのダイオードで、こうした現象がある程度は見られる。しかし、バリキャップは静電容量とその変化域が大きくなるように意図して製造されている。逆に他の多くのダイオードでは、これらが小さくなるようにしている。