「真ゲッターロボ 世界最後の日」の版間の差分

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Dy0524 (会話 | 投稿記録)
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== あらすじ ==
; 第一部
謎の巨大宇宙生命体・インベーダーとの戦争は、ゲッターロボの活躍で終結した。
: 近未来、人類は偶然にも'''ゲッター線'''の採取に成功する。だが、'''インベーダー'''の侵略により月が占拠される。人類は叡智の粋を集めスーパーロボット軍団を作り上げ、月面でインベーダーの撃退に成功したかに思えた。だが・・・
 
: かつて世界を救ったゲッターチームのリーダーだった'''流竜馬'''は遡ること3年前に'''早乙女博士'''殺害容疑により逮捕・収監され「A級囚人」となっていた。竜馬は愛する'''早乙女ミチル'''を奪った。「凄惨な事故」により、かつての仲間である'''神 隼人'''に根深い不信感を抱いており、早乙女博士殺害の容疑も隼人に着せられた濡れ衣が原因だった。一方、解散したゲッターチームのメンバーである'''巴 武蔵'''と後輩の'''車 弁慶'''は共に日本軍に在籍していた。二人は謎の荷物運搬の任務中にインベーダーの襲撃に遭遇。急遽、ゲッター3で応戦した武蔵はコンテナの中身が首だけの男が入ったカプセルであることを見てしまい、武蔵の前に早乙女が駆る見たこともないゲッターロボが現れてカプセルを奪って行く。重傷を負った弁慶は武蔵が庇護していた'''早乙女元気'''を預かることになる。元気は祖父の死を見たショックから失語に陥っていた。武蔵たちから謎の男'''號'''を奪取した早乙女はゲッタードラゴン軍団を率いて人類に戦いを挑む。竜馬は早乙女抹殺のため仮釈放され、単独でゲッター1を駆ってドラゴン軍団に戦いを挑む。竜馬が早乙女に引導を渡そうとしたそのとき、「やめるんだ」という號の声が響く。號の呼びかけでゲッターGのゲットマシンたちが合体し、巨大な'''真ドラゴン'''となるのだった・・・。
それから3年後。絶滅したはずのインベーダーが、再度地球圏に出現した。さらに、ゲッターロボの開発者であり殺害されたはずの早乙女博士が復活を遂げる。早乙女は浅間山にてゲッタードラゴン軍団を率い、人類に反旗を翻した。早乙女殺しの罪で投獄されていた流竜馬は仮釈放と復讐のために立ち上がり、たった1人でドラゴン軍団に立ち向かっていく。戦いの最中、謎の男ゴウの叫びに呼応し、ドラゴン軍団は合体し、真ドラゴンとなった。そして、世界存亡をかけて、真ドラゴンを巡る戦いが繰り広げられていく。
: 竜馬は真ドラゴン破壊のため、ゲッター炉の自爆を試みるが早乙女にはお見通しだった。しかし、ゲッタードラゴンで竜馬を誅殺しようとした早乙女から竜馬を救ったのはそれぞれゲッター2、3を単独で駆る隼人と武蔵だった。一方、早乙女はインベーダーの襲撃に遭う。どうにか逃れた早乙女は號のパートナーとして用意したカプセルから出てきた怪物たちに襲撃される。武蔵との合体を果たした竜馬は早乙女研究所に乗り込む。そこで待っていたのは隼人だった。奇しくも因縁の隼人と共闘することになった竜馬はカプセルから出現した怪物たちの襲撃に遭う。それを救ったのは號が操る'''真ゲッターロボ'''の放ったゲッタービームだった。ゲッター線は進化を促すだけでなく退化もさせる。太古の恐竜時代に戻ってしまった真ゲッターに巨大化した怪物が襲いかかる。真ゲッターから落下した早乙女は武蔵のゲッター3に助けられる。
: 一方、国基連の幹部になっていたかつてのゲッター線研究者たちは早乙女の企みを止めるため日本壊滅のため重粒子爆弾を発射。だが、インベーダーの浸食を受けた'''コーウェン'''と'''スティンガー'''が正体を現し、他の研究者たちを誅殺する。竜馬、隼人、ミチルによって行われたゲッターポセイドンの合体テスト時、既にインベーダーの浸食を受けていたミチルは竜馬たちを救うため敢えて犠牲になった。後にミチルの遺体から事実を知った早乙女は共同研究者だったコーウェン、スティンガーの裏切りに気付きながら敢えて事情を知らない竜馬を恨んでいるフリをしていたのだった。コーウェン、スティンガーはICBMに乗って日本に飛来。弁慶の通信で危機を知った竜馬と隼人は號と三人で真ゲッターを駆ってミサイル着弾阻止に向かうが・・・。
; 第二部
: 早乙女の叛乱から13年という月日が流れた。インベーダーたちの侵略で地球は荒廃。元気を失ったと語る弁慶は'''渓'''という逞しく美しい少女の養父になっていた。渓は'''凱'''や古田、団六といった仲間たちと共に日本政府の依頼で地下シェルターから地上調査に出た際にスーパーロボットとインベーダーの戦いに遭遇する。そこでアメリカ人パイロットを救出するも、浅間山の決戦に向かうことに焦るその男のせいで渓と弁慶はゲッター線の爆心地である早乙女研究所跡地に落下してしまう。隼人は生き残った人類を救うためスーパーロボット軍団を率いる司令官となり、巨大な母艦'''タワー'''の艦長となっていた。隼人たちは真ドラゴンの炉心解体のため決戦を挑む。一方、早乙女研究所内で擱座した武蔵のゲッター3を見た弁慶はインベーダーに浸食された男に襲われる。男に殺されかけた渓を真ゲッター2が救う。號は13年前と変わらぬ姿で生存していた。運命に導かれた渓とインベーダーの攻撃で重傷を負った弁慶は真ゲッターに乗り込む。號と重傷をおした弁慶の働きもあって真ゲッターは稼働し、インベーダーを撃退する。だが、戦いの後、弁慶は即座に病院送りとなる。隼人たちの前にコーウェン、スティンガーが姿を現し真ドラゴンの炉心解体作業を妨害。インベーダーは機械と融合した'''メタルビースト'''に進化していた。メタルビーストに対抗するため、真ゲッターの発進が求められていた。弁慶に替わる存在として、號は凱を新たなパイロットに指名する。こうして、號、凱、渓の三人による真ゲッターロボの戦いが始まった。そんなとき、復活を遂げた早乙女博士が隼人、弁慶たちの前に姿を現す。我が子、元気こと渓に会うために・・・。自我が崩壊し記憶を喪った渓は男の子だと素性を偽られていたのを利用して弁慶に娘として育てられたのだった。実父である早乙女を仇と憎む渓はインベーダー化した早乙女に戦いを挑むのだった・・・。
; 第三部
: 迷走を始めた真ドラゴンを追い、弁慶たちは早乙女研究所で回収したゲットマシン運用母艦'''クジラ'''で世界を転戦。[[北極]]での戦いで黒いゲッターロボ'''ブラックゲッター'''を駆る竜馬が姿を現す。荒廃した[[ニューヨーク]]でSOSの信号を受信した弁慶たちは救援に向かい、そこで竜馬との再会を果たす。竜馬もまた13年前と全く変わらぬ姿だった。爆心地でゲッター線の光に包まれた竜馬は気がつくと月面基地に擱座したゲッター1のコクピットにいた。それを修理・改修した上で大気圏突入を果たした竜馬は地球に帰還してインベーダーたちと戦っていたのだった。だが、ニューヨークにおびき寄せたのは早乙女の罠だった。真意に気付いた竜馬たちはクジラのゲッター炉心を暴走させて危機を乗り切る。隼人たちは太平洋上の真ドラゴンめがけて集結したメタルビーストたちと交戦していた。竜馬と號たちは駆けつけるが突然、號が倒れてしまう。號にかわり真ゲッターに乗り込んだ竜馬、弁慶は切り札であるタワーによる真ドラゴンへの直接攻撃に出て失敗した隼人を救出し、ゲッターチームを再結集させる。早乙女はコーウェン、スティンガーと共に'''メタルビーストドラゴン'''で真ゲッターと激しい戦いを繰り広げるのだった。
 
== 登場人物 ==