「十大弟子」の版間の差分
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#:釈迦の死後、その教団を統率し、第1[[結集]]では500 人の仲間とともに釈迦の教法を編集する座長を務めた。禅宗は付法蔵 (教えの奥義を直伝すること) の第2祖とする。
#'''[[須菩提]]'''(しゅぼだい)
#:[[パーリ語]]でも[[サンスクリット語]]でもスブーティ(Subhūti、सुभूति)。'''解空第一'''(げくう・だいいち)。
#:[[空 (仏教)|空]]を説く大乗経典にしばしば登場する<ref>『西遊記』の主人公である[[孫悟空]]の[[仙術]]の師匠が須菩提という名前である。ただし釈迦十大弟子の須菩提と同一人物であると特定できるような描かれ方はされていない。</ref>。
#'''[[富楼那|富楼那弥多羅尼子]]'''(ふるなみたらにし)
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#:釈迦の従弟。阿難とともに出家した。仏の前で居眠りして叱責をうけ、眠らぬ誓いをたて、視力を失ったがそのためかえって真理を見る眼をえた。
#'''[[優波離]]'''(うぱり)
#:[[パーリ語]]でも、[[サンスクリット語]]でもウパーリ(Upāli、उपालि)。'''持律第一'''。
#:もと理髪師で、階級制度を否定する釈迦により、出家した順序にしたがって、貴族出身の比丘の兄弟子とされた。
#'''[[羅ご羅|羅睺羅]]'''(らごら)
#:[[パーリ語]]でも、[[サンスクリット語]]でもラーフラ(Rāhula、राहुल)。羅云とも書かれる。'''密行第一'''(みつぎょう・だいいち)。
#:釈迦の長男。釈迦の帰郷に際し出家して最初の[[僧|沙弥]](少年僧) となる。そこから、日本では寺院の子弟のことを仏教用語で[[羅子]](らご)と言う。
#'''[[阿難|阿難陀]]'''(あなんだ)
#:[[パーリ語]]でも、[[サンスクリット語]]でもアーナンダ(Ānanda、आनन्द)。阿難とも書く。'''多聞第一'''(たもん・だいいち)。
#:釈迦の従弟。nandaは歓喜(かんぎ)という意味がある。出家して以来、釈迦が死ぬまで25年間、釈迦の付き人をした。第一結集のときアーナンダの記憶に基づいて経が編纂された。120歳まで生きたという。
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