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{{出典の明記|date=2017年8月}}
'''小坂 慶助'''(こさか けいすけ、[[1900年]] - 没年不詳)は、[[日本]]の[[陸軍軍人]]、[[小説家]]。最終[[軍隊における階級呼称一覧|階級]]は[[大尉|陸軍憲兵大尉]]。
{{基礎情報 軍人
| 氏名 = 小坂 慶助
| 各国語表記 = こさか けいすけ
| 生年月日 = [[1900年]]
| 没年月日 = 不詳
| 画像 =
| 画像サイズ =
| 画像説明 =
| 渾名 =
| 生誕地 =
| 死没地 =
| 所属組織 = [[画像:War flag of the Imperial Japanese Army.svg|20px]] [[大日本帝国陸軍]]
| 軍歴 = 1920年 - 1945年
| 最終階級 = [[大尉|陸軍憲兵大尉]]
| 除隊後 = [[小説家]]
| 墓所 =
}}
 
'''小坂 慶助'''(こさか けいすけ)([[1900年]] - 没年不詳)は、[[日本]]の[[陸軍軍人]]、[[小説家]]。最終[[軍隊における階級呼称一覧|階級]]は[[大尉|陸軍憲兵大尉]]。
[[二・二六事件]]で[[岡田啓介]]首相の救出に主導的な役割を果たした人物として知られ、戦後は自身の憲兵時代のことを活かした小説を発表し、一部の作品は後に映像化された。
 
[[・二六事件]]で[[岡田啓介]]首相の救出に主導的な役割を果たした人物として知られ、戦後は自身の憲兵時代のことを活かした小説を発表し、一部の作品は後に映像化された。
 
== 経歴 ==
・二六事件発生時に、部下が岡田首相の生存を発生した。当時麹町憲兵分隊特高班長であった小坂は、岡田首相秘書官でる福田耕と協力し、部下である青柳利之憲兵軍曹及び小倉倉一憲兵伍長らと策を練り、翌27日に岡田と同年輩の弔問客を官邸に多数入れ、反乱部隊将兵の監視の下、弔問客に変装させた岡田を退出者に交えてみごと官邸から脱出させた。終戦は中国大陸で迎え、戦犯指令を受けて3年服役したとされる。
 
== 著作 ==
* 『特高』(啓友社、1953年)
* 『のたうつ憲兵 : 首なし胴体捜査68日』(東京ライフ社、1957年)
* 『反逆はいつの夜にも』(日本週報社、1960年)
* 『特高憲兵とその子』(日本週報社、1960年)
* 『革命の前夜』(日本週報社、1964年)
 
 
== 登場する作品 ==
=== 映像 ===
; 映画
* [[憲兵とバラバラ死美人]](1957年) -『のたうつ憲兵』を原作としたものであり、作中では小坂徳助曹長(演:[[中川昭二]])と名前が改められている。 
* [[スパイと貞操]](1960年、[[新東宝]])  
* [[二・二六事件 脱出]](1962年、[[東映]]) -『特高』を原作としたものであり、作中では小宮曹長(演:[[高倉健]])と名前が改められている。<ref>[http://db.eiren.org/contents/03000009215.html 二・二六事件 脱出‐一般社団法人日本映画製作者連盟]</ref>
 
; ドキュメンタリー
* [[歴史秘話ヒストリア]]「二・二六事件 奇跡の脱出劇」」(2016年2月24日、[[日本放送協会|NHK]])<ref>[https://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/276.html 歴史秘話ヒストリア 二・二六事件 奇跡の脱出劇]</ref>
 
==  出典 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
* [[二・二六事件]]
* [[大日本帝国陸軍|陸軍]]
* [[岩佐禄郎]] - ニ・二六事件発生時の小坂の上官。首相救出に貢献した小坂ら3名を表彰している。
* [[相沢事件]] - 相沢事件での取り調べに立ち会っており、「革命の前夜」に供述調書が詳細に示されている。
 
{{226}}
{{DEFAULTSORT:こさか けいすけ}}
[[Category:大日本帝国陸軍軍人]]
[[Category:1990年生二・二六事件の人物]]
[[Category:1900年生]]