「スラスター」の版間の差分

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[[化学ロケット]]の場合は、[[燃料]]として[[ヒドラジン]]、[[酸化剤]]として[[四酸化二窒素]]などを使ったヒドラジンスラスタが主に使われる。[[触媒]]等により[[ハイパーゴリック|自動点火可能]]であり、点火機構の信頼性を気にする必要がない。
 
ヒドラジンスラスタに取って代わりつつあるのが、[[イオンロケットエンジン]]を使ったイオンスラスタである。[[比推力]]が化学ロケットの10倍以上と桁違いに高いため、限られた燃料で長期間の使用が可能である。加速度は著しく低いが、スラスタとしては問題とならない。
 
イオンロケットは長く主にスラスターとして使われてきてイオンスラスタが同義語として定着しているためか、[[はやぶさ (探査機)|はやぶさ]]などイオンエンジンが主機関として使われていてもスラスターと呼ぶことがある。イオンエンジンの性質上、宇宙空間での低加速度・長時間の使用という面では通常のスラスタと共通する。
 
==船舶==